ニコ割アンケート

鳩山内閣の支持率は、前月の調査（4月28日実施）より1.3ポイント減の5.5%となり、「支持しない」は3.1ポイント増の74.8%となりました。「どちらともいえない」は19.6％でした。
支持政党別では「民主党支持層」の44.4％（前月比7.7ポイント減）が鳩山内閣を「支持」、「どちらともいえない」39.7％（前月比4.2ポイント増）、「支持しない」は15.9％（前月比3.5ポイント増）となりました。
「支持政党なし」の無党派層でみると、「支持しない」75.3％（前月比2.4ポイント増）がもっとも多く、次いで「どちらともいえない」23.4％（前月比2.1ポイント減）、「支持する」1.3％（前月比0.3ポイント減）となりました。
また、Ｑ９との重ねあわせで見ると、政治に関する情報を「新聞報道」からもっとも多く入手する層では、10.8%（前月比0.9ポイント減）が鳩山内閣を「支持」し、「支持しない」は66.4％(前月比0.1ポイント減）となりました。
「ＴＶ報道」からもっとも多く入手する層では、「支持する」が6.0% (前月比2.1ポイント減）、「支持しない」は62.8% (前月比3.７ポイント増）となりました。「インターネット」からもっとも多く入手する層においては、鳩山内閣を「支持しない」86.3％(前月比0.2ポイント増）が「支持する」3.5％(前月比0.5ポイント減）を大きく上回る結果となりました。
男女別にみると、「支持しない」との回答の割合は、「男性（77.5%）」の方が「女性（72.1%）」より5.4ポイント多く、「どちらともいえない」との回答の割合は、「女性（23.7%）」の方が「男性（15.7%）」より8.0ポイント多いなど、傾向に違いが見られました。年代別では、50代以上で「支持する（10.4%）」との回答の割合が多く、一方の「支持しない」との回答の割合は30代（77.1%）で抜きん出る結果となりました。

「支持政党なし」がもっとも多く42.6%（前月比0.8ポイント減）、次いで、「自民党」が30.5％（前月比3.0ポイント増）、「民主党」の8.3％（前月比1.1ポイント減）となりました。１月の調査で初めて共産党を抜き、今月も支持率第3位となった「みんなの党」6.2%は、前月より0.4ポイントの増となりました。また新党「たちあがれ日本」は3.3%（前月比0.5ポイント減）で、前月に引き続き共産党（前月比0.5ポイント減の2.9%）を上回り第4位を維持しました。次いで公明党1.9%（前月比0.3ポイント増）、「社民党」1.2%、「新党日本」0.8％の順となりました。
男女別にみると、「民主党」との回答の割合は、「男性（9.5%）」の方が「女性（7.0%）」より2.5ポイント多く、また「支持政党なし（無党派層）」との回答の割合は、「女性（47.9%）」の方が「男性（37.4%）」より10.5ポイント多い結果となりました。
年代別では、10代以下をのぞき、「自民党」と回答した割合は30代（31.7%）でもっとも多く、「民主党」については50代以上（13.5%）と40代（10.2%）で他の年代に比べて回答の割合が多くなっています。また、年代が低くなるほど「支持政党なし（無党派層）」との回答の割合が多くなる傾向が見られました。

「普天間基地移設問題」55.4%、「口蹄疫問題」54.9%が5割を超え抜きんでており、次いで「政治とカネ」46.3%、「事業仕分け、行政事業レビュー公開プロセス」33.3%、「参議院選挙」23.7%の順となりました。
支持政党別でみると「民主党支持層」では、「普天間基地移設問題」42.9%、「事業仕分け、行政事業レビュー公開プロセス」41.2%、「政治とカネ」39.1%となりました。
「自民党支持層」では、「口蹄疫問題」が72.2%と突出し、次いで「普天間基地移設問題」64.9%、「政治とカネ」53.1%、「参議院選挙」35.8%となりました。
「支持政党なし」の無党派層でみると、「普天間基地移設問題」54.5%、「口蹄疫問題」52.2%が5割を超え、「政治とカネ」45.6%、「事業仕分け、行政事業レビュー公開プロセス」35.7%の順となりました。
男女別にみると、「政治とカネ」、「参議院選挙」についての回答の割合は「男性」の方が「女性」より多く、「口蹄疫問題」については女性の方が多いなど傾向に違いが見られました。
年代別では、総合の上位3 項目のなかの「口蹄疫問題」については、20代～30代で特に関心が高い傾向が見られました。

「関心がある」39.2%が４割近くに達し、「関心がない」30.9%、「どちらともいえない」29.9%が拮抗、全体的に割れました。
男女別にみると、「関心がある」との回答の割合は、「男性（41.0%）」の方が「女性（37.4%）」より3.6ポイント多く、「どちらともいえない」との回答の割合は、「女性（33.1%）」の方が「男性（26.8%）」より6.3ポイント多い結果となりました。
年代別でみると10代以下をのぞき、「関心がない」では、20代が他の年代に比べ回答の割合が多くなっています。

どの政党マニフェストを読んでみたいかについては、「自民党」50.8%がもっとも多く５割に達し、次いで「民主党」38.8%、「みんなの党」24.4%、「たちあがれ日本」22.1%となりました。「読みたいと思わない」は31.1%でした。
支持政党別でみると「民主党支持層」では、「民主党マニフェスト」70.1%、「自民党マニフェスト」42.2%に次いで３位に「みんなの党マニフェスト」19.3%がはいりました。「自民党支持層」では、「自民党マニフェスト」81.9%、「民主党マニフェスト」45.2%に次いで「たちあがれ日本」30.3%が３位となりました。「支持政党なし」の無党派層では、「自民党マニフェスト」36.7%と「民主党マニフェスト」32.0%が拮抗し、３位は「みんなの党」20.3%となりました。
男女間で大きな差は見られませんでした。
年代別では、「民主党」、「自民党」との回答の割合はともに、20代、30代で回答の割合が多くなる傾向が見られました。

今、参院選が行われたら比例代表でどの政党に投票しようと思うかについては、前月もっとも多かった「決めていない（34.8%）」を再び自民党（37.2%）」が上回り、前月より5.2ポイントの大幅増となりました。「民主党」は7.9%で、前月の調査より0.7ポイントの減となりました。
男女別にみると、「決めていない」との回答の割合は「女性（40.3%）」の方が「男性（29.4%）」より10.9ポイント多く傾向に違いが見られました。
年代別では「自民党」との回答の割合が多かったのは「20代（39.0%）」と「30 代（38.8%）」で他の年代に比べ抜きん出ています。一方の「民主党」は10 代以下をのぞき、年代が高くなるにつれ回答の割合が多くなる傾向が見られました。

望ましい今後の政権の姿は「政界再編による新しい枠組み」がもっとも多く45.1%（前月比0.4ポイント減）となりました。次いで「自民党中心の連立政権」21.4%（前月比1.0ポイント増）、「自民党の単独政権」13.1%（前月比1.7ポイント増）、「民主党中心の連立政権」5.7%（前月比1.0ポイント減）の順になりました。
男女別に見ると「民主党の単独政権」で「男性(5.5%)」の方が「女性（2.8%）」より2.7ポイント多いなど傾向に違いが見られました。
10代以下をのぞいた年代別でみると、「政界再編による新しい枠組み」との回答の割合は年代間でさほど大きな違いが見られなかったのに対して、「民主党中心の連立政権」では50代以上（10.4%）、「自民党の単独政権」では30代（14.4%）で回答の割合が多くなっています。

自民党の政権奪還への期待については、前月は「期待しない」が「期待する」をわずかに上回っていましたが、今回の調査では「期待する」37.9%が「期待しない」34.0%を3.9ポイント上回りました。また、「どちらともいえない」は28.1%となりました。
男女別にみると、「期待する」との回答の割合は、「男性（40.7%）」の方が「女性（35.1%）」より5.6ポイント多く、また「どちらともいえない」との回答の割合は、「女性（31.0%）」の方が「男性（25.2%）」より5.8ポイント多い結果となりました。
年代別では50代以上（42.9%）、30代（39.3%）で「期待する」、40代（38.5%）、50代以上（38.2%）で「期待しない」と回答の割合が多くなる傾向が見られました。

政治に関する情報をどの媒体からもっとも多く入手するかについては、「インターネット」が53.0%でもっとも多く、前月比6.4ポイントの大幅増となりました。
次いで「ＴＶ報道」32.2%（前月比4.6ポイント減）、「新聞報道」10.2%（前月比1.4ポイント減）となりました。
支持政党別でみると、「民主党支持層」がもっとも政治に関する情報を入手する媒体は「ＴＶ報道」42.2%となりましたが前月比7.5ポイントの大幅減となっています。次いで「インターネット」32.1%は前月比5.4ポイントの大幅増、「新聞報道」20.2%（前月比0.5ポイント増）の順となりました。
一方「自民党支持層」では、「インターネット」が74.6%で前月比6.6ポイントの大幅増となり、次いで「ＴＶ報道」16.0%（前月比4.4ポイント減）、「新聞報道」7.3%（前月比2.1ポイント減）と民主党支持層との違いがみられました。
「無党派層」では、「インターネット」が46.3%で前月比5.2ポイントの大幅増、次いで「ＴＶ報道」39.7%（前月比3.8ポイント減）、「新聞報道」9.9%（前月比1.6ポイント減）の順となりました。
男女別では、「インターネット」との回答の割合は、「男性（57.5%）」の方が「女性（48.3%）」より9.2ポイント多く、「ＴＶ報道」との回答の割合は、「女性（37.9%）」の方が「男性（26.6%）」より11.3ポイント多いなど、傾向に大きな違いが見られました。
年代別では、「インターネット」との回答の割合は「30 代（58.2%）」で6割近くに達し、他の年代に比べ抜きん出る結果となりました。