Q1. 本日午前、鳩山由紀夫首相が辞意を表明しました。この判断についてどう思いますか。
鳩山総理の辞意表明の判断については、「納得できる(52.4%)」が5割を占めたものの、残り5割は「どちらともいえない」26.4%、「納得できない」21.2%で割れました。
支持政党別では「民主党支持層」で、「納得できる」45.3%、「納得できない」27.5%、「どちらともいえない」27.3%となりました。「自民党支持層」では、「納得できる」62.8%、「どちらともいえない」20.1%、「納得できない」17.2%となりました。「みんなの党支持層」では「納得できる」59.2%、「どちらともいえない」21.9%、「納得できない」18.9%となりました。支持政党なしの「無党派層」では「納得できる」48.6%、「どちらともいえない」28.9%、「納得できない」22.6%となりました。
男女別にみると、「納得できる」との回答の割合は、「男性(55.9%)」の方が「女性(48.9%)」より7.0ポイント多く、「どちらともいえない」との回答の割合は、「女性(30.3%)」の方が「男性(22.5%)」より7.8ポイント多いなど、傾向に違いが見られました。
年代別では、10代以下、20代で「納得できる」との回答の割合が他の年代よりやや少ないという以外はほぼ同傾向となりました。
Q2. 鳩山由紀夫首相は小沢一郎幹事長にも辞任を求め、了解を得たことを明らかにしました。この小沢一郎幹事長の辞任についてどう思いますか。
小沢幹事長の辞任については「納得できる(70.0%)」が7割を占め、「どちらともいえない」17.8%、「納得できない」12.2%の順となりました。
支持政党別では「民主党支持層」で、「納得できる」67.1%、「どちらともいえない」17.4%、「納得できない」15.4%となりました。「自民党支持層」では、「納得できる」74.9%、「どちらともいえない」14.6%、「納得できない」10.5%となりました。「みんなの党支持層」では「納得できる」79.0%、「どちらともいえない」10.8%、「納得できない」10.2%となりました。「無党派層」では「納得できる」71.4%、「どちらともいえない」17.4%、「納得できない」11.2%となりました。
男女間で大きな差は見られませんでした。
同様に年代別でも、10代以下をのぞき大きな差は見られませんでした。
Q3. 鳩山首相の辞任のタイミングについてどう思いますか。
鳩山総理の辞任のタイミングについては、「遅い(50.0%)」が5割を占め、残り5割は「早い」15.3%、「どちらともいえない」15.3%、「適切」10.1%、「辞任の必要はなかった」9.4%で割れました。
支持政党別では「民主党支持層」で、「辞任の必要はなかった」26.1%、「早い」24.0%、「適切」19.7%、「遅い」19.3%、「どちらともいえない」10.8%となりました。「自民党支持層」では、「遅い」68.9%、「早い」11.4%、「適切」8.4%、「どちらともいえない」7.7%、「辞任の必要はなかった」3.7%となりました。「みんなの党支持層」では「遅い」50.1%、「早い」16.6%、「適切」13.3%、「どちらともいえない」11.4%、「辞任の必要はなかった」8.6%となりました。「無党派層」では「遅い」47.9%、「早い」16.5%、「どちらともいえない」16.1%、「辞任の必要はなかった」10.2%、「適切」9.2%となりました。
男女別にみると、「遅い」との回答の割合は、「男性(54.3%)」の方が「女性(45.6%)」より8.7ポイント多く、「早い」との回答の割合は、「女性(18.1%)」の方が「男性(12.5%)」より5.6ポイント多いなど、傾向に違いが見られました。
年代別では、「遅い」との回答の割合は30代(53.5%)で、また「早い」との回答の割合は20代(17.5%)でやや抜きんでています。
Q4. 小沢幹事長の辞任のタイミングについてどう思いますか。
小沢幹事長の辞任のタイミングについては、「遅い(68.8%)」が7割近くに達し、「どちらともいえない」11.3%、「適切」9.7%、「早い」5.1%、「辞任の必要はなかった」5.0%の順となりました。
支持政党別では「民主党支持層」で、「遅い」46.0%、「適切」22.2%、「辞任の必要はなかった」13.7%、「早い」9.2%、「どちらともいえない」8.9%となりました。「自民党支持層」では、「遅い」79.5%、「適切」7.7%、「どちらともいえない」6.2%、「早い」4.6%、「辞任の必要はなかった」1.9%となりました。「みんなの党支持層」では「遅い」77.0%、「適切」10.2%、「どちらともいえない」4.6%、「辞任の必要はなかった」4.1%、「早い」4.0%となりました。「無党派層」では「遅い」72.2%、「どちらともいえない」11.1%、「適切」8.8%、「辞任の必要はなかった」4.3%、「早い」3.6%となりました。
男女間で大きな差は見られませんでした。
年代別では、「遅い」との回答の割合は30代(73.3%)で、また「適切」との回答の割合は50代以上(14.1%)でやや抜きんでています。
Q5. 今回の鳩山首相、小沢幹事長の辞任は、参院選において民主党にプラスに働くと思いますか。マイナスに働くと思いますか。
今回の両氏の辞任が、参院選で民主党にプラスに働くか、マイナスに働くかについては、「どちらともいえない」47.8%がもっとも多く、「マイナスに働くと思う」31.2%、「プラスに働くと思う」21.1%の順となりました。
支持政党別では「民主党支持層」で、「どちらともいえない」37.6%、「プラスに働くと思う」36.7%、「マイナスに働くと思う」25.7%となりました。「自民党支持層」では、「どちらともいえない」45.2%、「マイナスに働くと思う」31.1%、「プラスに働くと思う」23.7%となりました。「みんなの党支持層」では「どちらともいえない」44.0%、「マイナスに働くと思う」30.6%、「プラスに働くと思う」25.4%となりました。「無党派層」では「どちらともいえない」51.2%、「マイナスに働くと思う」33.5%、「プラスに働くと思う」15.2%となりました。
男女別にみると、「どちらともいえない」との回答の割合は、「女性(49.8%)」の方が「男性(45.8%)」より4.0ポイント多く、「プラスに働くと思う」との回答の割合は、「男性(24.2%)」の方が「女性(17.8%)」より6.4ポイント多いなど、傾向に違いが見られました。
年代別では、「プラスに働くと思う」との回答の割合は、年代が高くなるほど回答の割合が多くなる傾向が見られました。
Q6. 次期首相と目される民主党の新代表は誰が適任だと思いますか。(敬称略)
民主党の新代表には誰が適任かについては、「菅直人」26.7%がもっとも多く、次いで「前原誠司」18.2%、「岡田克也」15.6%の順となりました。「その他の議員」は21.6%となりました。
支持政党別では「民主党支持層」で、「菅直人」36.0%がもっとも多く、次いで「岡田克也」20.4%、「前原誠司」14.6%の順となりました。「その他の議員」は6.1%でした。「自民党支持層」では「菅直人」23.2%がもっとも多く、次いで「前原誠司」22.1%、「岡田克也」16.2%の順となりました。「みんなの党支持層」では「菅直人」22.9%がもっとも多く、次いで「前原誠司」21.3%、「岡田克也」18.3%の順となりました。「無党派層」では「菅直人」28.8%がもっとも多く、次いで「前原誠司」17.5%、「岡田克也」15.9%の順となりました。
男女別にみると、「菅直人」との回答の割合は「女性(29.2%)」の方が「男性(24.2%)」より5.0ポイント多く傾向に違いが見られました。
年代別では、10代以下をのぞき大きな差は見られませんでした。
Q7. いま、どの政党を支持していますか。
「支持政党なし」がもっとも多く38.8%、次いで、「自民党」が30.8%、「民主党」9.1%、「みんなの党」6.8%となりました。
男女別にみると、「支持政党なし(無党派層)」との回答の割合は、「女性(41.4%)」の方が「男性(36.3%)」より5.1ポイント多い結果となりました。
年代別では、10代以下をのぞき、「自民党」と回答した割合は20代(32.2%)、30代(31.0%)でもっとも多く、「民主党」については40代(12.4%)、50代以上(12.1%)で他の年代に比べて回答の割合が多くなっています。