Q1. 菅内閣を支持しますか。
菅内閣の支持率は、「支持する」が5.6%(前月3月31日調査比0.4ポイント減)、「支持しない」が72.0%(前月調査比3.1ポイント増)となりました。「どちらともいえない」は22.4%(前月調査比2.6ポイント減)でした。 支持政党別では「民主党支持層」の39.7%(前月調査比5.3ポイント減)が菅内閣を「支持する」、「どちらともいえない」35.6%(前月調査比2.1ポイント減)、「支持しない」は24.7%(前月調査比7.4ポイント増)となりました。 「支持政党なし」の無党派層でみると、「支持しない」69.3%(前月調査比3.7ポイント増)がもっとも多く、次いで「どちらともいえない」27.9%(前月調査比3.3ポイント減)、「支持する」2.9%(前月調査比0.3ポイント減)となりました。 男女別にみると、「支持しない」との回答の割合は、「男性(75.4%)」の方が「女性(68.6%)」より6.8ポイント多く、「どちらともいえない」との回答の割合は、「女性(26.1%)」の方が「男性(18.7%)」より7.4ポイント多いなど、傾向に違いが見られました。 年代別では、10代以下(支持する8.7%)と50代以上(支持する6.9%)で「支持する」との回答の割合が多く、一方の「支持しない」との回答の割合は30代(75.5%)、40代(72.0%)で抜きん出る結果となりました。
Q2. いま、どの政党を支持していますか。
「支持政党なし(無党派層)」がもっとも多く41.5%(前月調査比0.7ポイント増)、次いで「自民党」34.8%(前月調査比0.3ポイント減)、「民主党」6.4%(前月調査比0.9ポイント減)となりました。「みんなの党」は5.3%(前月調査比0.5ポイント増)、共産党は前月より0.1ポイント減の3.2%、「たちあがれ日本(前月比に同じ)」は2.9%となりました。 男女別にみると、「支持政党なし(無党派層)」との回答の割合は、「女性(43.8%)」の方が「男性(39.2%)」より4.6ポイント多い結果となりました。 年代別では、「自民党」と回答した割合は40代(37.1%)で抜きん出ており、「民主党」については50代以上(9.5%)が他の年代に比べて回答の割合が多くなっています。また、年代が低くなるほど「支持政党なし(無党派層)」との回答の割合が多くなる傾向が見られました。
Q3. 東日本大震災に伴う「福島原発事故」への政府の対応を評価しますか。しませんか。
東日本大震災に伴う福島原発事故への政府の対応については、「評価できない(前月調査比6.7ポイント増)」が73.6%ともっとも多く、次いで「どちらともいえない」21.6%(前月調査比4.3ポイント減)、「評価できる」4.7%(前月調査比2.5ポイント減)となりました。 男女間、年代間(10代以下をのぞく)で大きな差は見られませんでした。
Q4. 東日本大震災に伴う「被災地」への政府の対応を評価しますか。しませんか。
東日本大震災に伴う被災地への政府の対応については、「評価できない(前月調査比7.4ポイント増)」が67.6%でもっとも多く、次いで「どちらともいえない」25.3%(前月調査比4.4ポイント減)、「評価できる」7.1%(前月調査比3.0ポイント減)」となりました。 男女間、年代間(10代以下をのぞく)で大きな差は見られませんでした。
Q5. 福島第一原発事故の収束に向けた東京電力の工程表を評価しますか。しませんか。
福島第一原発事故の収束に向けた東京電力の工程表については、「評価できない(46.2%)」がもっとも多く、次いで「どちらともいえない(27.9%)」、「評価できる(6.9%)」となりました。また「工程表の存在を知らない」が19.0%となりました。 男女間、年代間(10代以下をのぞく)で大きな差は見られませんでした。
Q6. 福島原発や放射性物質に関する政府の発表を信頼していますか。していませんか。
福島原発や放射性物質に関する政府の発表については、「信頼していない(66.6%)」がもっとも多く、次いで「どちらともいえない(24.7%)」、「信頼している(8.7%)」となりました。 男女間、年代間(10代以下をのぞく)で大きな差は見られませんでした。
Q7. 今後の日本国内における原子力エネルギー利用に賛成ですか。反対ですか。
今後の日本国内における原子力エネルギー利用については、「どちらともいえない」(前月調査比0.4ポイント増)」が41.8%ともっとも多く、次いで「賛成(33.9%)」(前月調査比3.5ポイント減)」、「反対(24.3%)」(前月調査比3.2ポイント増)」となりました。 男女別にみると、「どちらともいえない」との回答の割合は、「女性(45.1%)」の方が「男性(38.7%)」より6.4ポイント多く、「賛成」との回答の割合は、「男性(41.4%)」の方が「女性(26.1%)」より15.3ポイント多い結果となりました。
Q8. 与党の中で、今、日本の首相にふさわしいと思う国会議員は誰ですか。(※文中敬称略)
「枝野幸男」が21.4%ともっとも多く、次いで、「小沢一郎」11.4%、「前原誠司」と「蓮舫」が7.0%と並び、「亀井静香」6.5%となりました。「その他の与党議員」は29.4%でした。 支持政党別でみると、民主党支持層は「枝野幸男」27.3%、「小沢一郎」19.8%、「菅直人」12.8%、自民党支持層では「枝野幸男」20.0%、「亀井静香」10.5%、「前原誠司」8.2%、無党派層では「枝野幸男」24.3%、「小沢一郎」11.8%、「蓮舫」6.5%となり、支持政党によって違いが見られました。 男女別では、「枝野幸男」との回答の割合は「女性(25.6%)」の方が「男性(17.3%)」より8.3ポイント多いなど傾向に違いが見られました。 年代別では、「枝野幸男」と回答した割合は20代(25.4%)、10代以下(24.9%)で抜きん出ており、「小沢一郎」については40代(15.0%)が他の年代に比べて回答の割合が多くなりました。
Q9. 野党の中で、今、日本の首相にふさわしいと思う国会議員は誰ですか。
「石破茂」が23.6%ともっとも多く、次いで「谷垣禎一」13.5%、「舛添要一」11.1%、「小泉進次郎」9.6%、「平沼赳夫」5.9%となりました。「その他の野党議員」は23.5%でした。 支持政党別でみると、民主党支持層は「舛添要一」18.9%、「谷垣禎一」14.9%、「石破茂」13.7%、自民党支持層では「石破茂」31.0%、「谷垣禎一」23.1%、小泉進次郎8.9%、無党派層では「石破茂」22.5%、「舛添要一」15.6%、「小泉進次郎」9.3%となり、支持政党によって違いが見られました。 男女別では、「石破茂」との回答の割合は「男性(27.4%)」の方が「女性(19.8%)」より7.6ポイント多いなど傾向に違いが見られました。 年代別では、「石破茂」と回答した割合は30代(25.7%)で抜きん出ている一方、「谷垣禎一」については年代間の差はほとんど見られませんでした。
Q10. 東日本大震災や福島原発等に関する情報について、どの媒体から最も多く入手していますか。
東日本大震災や福島原発等に関する情報をどの媒体からもっとも多く入手するかについては、「インターネットのニュース(前月比3.1ポイント増)」が33.8%ともっとも多く、前月トップだった「TV報道」32.9%(前月調査比4.5ポイント減)を抜きました。次いで「2ちゃんねる等のインターネットの大型掲示板」9.2%(前月調査比0.4ポイント増)、「ニコニコ動画、Ustream等のインターネット生放送」8.4%(前月調査比0.6ポイント減)、「新聞報道」6.6%(前月調査比2.3ポイント増)となりました。 男女間で大きな差は見られませんでした。 年代別では、「インターネットのニュース」との回答の割合は「30 代(38.7%)」で他の年代に比べ抜きん出る結果となりました。また、「ニコニコ動画、Ustream等のインターネット生放送」との回答の割合は、10代以下をのぞき、年代が高くなるほど回答の割合が多くなる傾向が見られました。