Q1. 野田内閣を支持しますか。支持しませんか。
野田内閣の支持率は、「支持する」が6.8%(前月2月29日調査比0.1ポイント減)、「支持しない」が64.4%(前月調査比1.6ポイント増)となりました。「どちらともいえない」は28.9%(前月調査比1.4ポイント減)となりました。
支持政党別では「民主党支持層」の41.1%が野田内閣を「支持する」、「どちらともいえない」42.9%、「支持しない」は16.1%となりました。「支持政党なし」の無党派層でみると、「支持しない」62.0%がもっとも多く、次いで「どちらともいえない」33.8%、「支持する」4.2%となりました。
男女別にみると、「支持しない」との回答の割合は、「男性(69.4%)」の方が「女性(59.2%)」より10.2ポイント多く、「どちらともいえない」との回答の割合は、「女性(34.4%)」の方が「男性(23.5%)」より10.9ポイント多いなど傾向に違いが見られました。
年代別では、10 代以下(10.3%)で「支持する」との回答の割合が多く、一方の「支持しない」との回答の割合は30代(67.8%)、50代以上(68.0 %)で抜きん出る結果となりました。
Q2. いま、支持している政党はありますか。
「支持政党なし(無党派層)」がもっとも多く48.7%、次いで「自民党」27.3%、「民主党」5.9%となりました。「みんなの党」は4.6%、「たちあがれ日本」は4.0%、「共産党」は2.6%でした。
男女別にみると、「支持政党なし(無党派層)」との回答の割合は、「女性(51.4%)」の方が「男性(46.2%)」より5.2ポイント多い結果となりました。
年代別では、「民主党」と回答した割合は10 代以下(11.6%)と50 代以上(9.1%)が他の年代に比べて回答の割合が多くなっています。また、年代が低くなるほど「支持政党なし(無党派層)」との回答の割合が多くなる傾向が見られました。
Q3. 朝鮮による長距離弾道ミサイルとみられる「衛星」発射予告について、不安に思いますか。思いませんか。
北朝鮮による長距離弾道ミサイルとみられる「衛星」発射予告について不安に思うかどうかについては、「不安に思う」が58.5%ともっとも多く、次いで「不安に思わない」23.1%、「どちらともいえない」18.4%となりました。
男女別にみると、「不安に思う」との回答の割合は、「女性(64.1%)」の方が「男性(53.1%)」より11.0ポイント多く、「不安に思わない」との回答の割合は、「男性(29.1%)」の方が「女性(16.9%)」より12.2ポイント多いなど傾向に違いが見られました。
年代間において大きな差は見られませんでした。
Q4. 原発再稼動について賛成ですか。反対ですか。
原発再稼動については、「どちらともいえない」36.7%がもっとも多く、次いで「賛成」33.6%、「反対」29.7%と割れました。
支持政党別に見ると、民主党支持層では「賛成」37.1%、「反対」31.7%「どちらともいえない」31.2%、自民党支持層では「賛成」50.1%、「どちらともいえない」30.9%、「反対」19.0%、無党派層では「どちらともいえない」41.1%、「反対」32.5%、「賛成」26.4%となるなど支持政党による違いが見られました。
男女別にみると、「賛成」との回答の割合は、「男性(42.4%)」の方が「女性(24.6%)」より17.8ポイント多いなど傾向に違いが見られました。
年代間においては大きな差は見られませんでした。
Q5. 東日本大震災で大量に発生した災害廃棄物(がれき)処理を、あなたの住まいのある都道府県で受け入れることに賛成ですか。反対ですか。
東日本大震災で大量に発生したがれき処理を、自分の住まいのある都道府県で受け入れることについては、「賛成」が57.1%ともっとも多く、「反対」は19.4%にとどまりました。「どちらともいえない」23.5%となりました。
男女間、年代間で大きな差は見られませんでした。
Q6. 消費税率引き上げに賛成ですか。反対ですか。
消費税率の引き上げについては、「反対」58.5%が6割近くに達し、「賛成」は15.7%にとどまりました。「どちらともいえない」は25.7%となりました。
男女間、年代間で大きな差は見られませんでした。
Q7. 橋下徹大阪市長が代表をつとめる大阪維新の会は、次期衆院選の候補者養成をめざす「維新政治塾」をスタートさせました。大阪維新の会の国政進出に期待しますか。期待しませんか。
橋下徹大阪市長率いる大阪維新の会の国政進出については、「期待する」39.4%が「期待しない」33.3%を上回りました。「どちらともいえない」は27.3%となりました。
民主党支持層では「期待する」38.9%、「期待しない」33.6%、「どちらともいえない」27.5%、自民党支持層では「期待する」37.9%、「期待しない」37.0%、「どちらともいえない」25.1%、無党派層では「期待する」38.5%、「期待しない」32.8%、「どちらともいえない」28.7%となりました。
男女別にみると、「期待する」との回答の割合は、「男性(42.9%)」の方が「女性(35.9%)」より7.0ポイント多いなど傾向に違いが見られました。
年代間においては大きな差は見られませんでした。
Q8. 今後どのような政権ができるのが望ましいと思いますか。
今後どのような政権ができるのが望ましいかについては、「政界再編による既存政党にとらわれない新しい枠組み」がもっとも多く49.5%と5割近くに達し、次いで「自民党中心の政権」22.7%、「その他」19.7%、「民主党と自民党を核とした大連立」はわずか5.7%となりました。
男女間、年代間においては大きな差は見られませんでした。