Q1. 野田内閣を支持しますか。支持しませんか。
野田内閣の支持率は、「支持する」が6.3%(前月3月28日調査比0.5ポイント減)、「支持しない」が65.0%(前月調査比0.6ポイント増)となりました。「どちらともいえない」は28.8%(前月調査比0.1ポイント減)となりました。
支持政党別では「民主党支持層」の42.0%が野田内閣を「支持する」、「どちらともいえない」43.7%、「支持しない」は14.3%となりました。「支持政党なし」の無党派層でみると、「支持しない」63.8%がもっとも多く、次いで「どちらともいえない」32.7%、「支持する」3.5%となりました。
男女別にみると、「支持しない」との回答の割合は、「男性(70.1%)」の方が「女性(59.7%)」より10.4ポイント多く、「どちらともいえない」との回答の割合は、「女性(34.5%)」の方が「男性(23.2%)」より11.3ポイント多いなど傾向に違いが見られました。
年代別では、10 代以下(9.7%)で「支持する」との回答の割合が多く、一方の「支持しない」との回答の割合は30代(68.8%)、50代以上(68.6 %)で抜きん出る結果となりました。
Q2. いま、支持している政党はありますか。
「支持政党なし(無党派層)」がもっとも多く49.7%(前月調査比1.0ポイント増)、次いで「自民党」26.6%(前月調査比0.7ポイント減)、「民主党」5.6%(前月調査比0.3ポイント減)となりました。「みんなの党」は4.5%、「たちあがれ日本」は4.1%、「共産党」は2.6%でした。
男女別にみると、「支持政党なし(無党派層)」との回答の割合は、「女性(53.2%)」の方が「男性(46.2%)」より7.0ポイント多い結果となりました。
年代別では、「民主党」と回答した割合は10 代以下(11.1%)と50 代以上(8.5%)が他の年代に比べて回答の割合が多くなっています。また、年代が低くなるほど「支持政党なし(無党派層)」との回答の割合が多くなる傾向が見られました。
Q3. 20日の参議院本会議で、前田国土交通大臣と田中防衛大臣に対する問責決議を野党側の賛成多数で可決したことについて、評価しますか。評価しませんか。
参院で前田国土交通大臣と田中防衛大臣の問責決議を可決したことについては意見が分かれました。
「どちらともいえない」が37.0%ともっとも多く、ほぼ同率で「評価する」36.5%、「評価しない」26.5%となりました。
支持政党別に見ると、民主党支持層では「どちらともいえない」40.9%、「評価する」30.0%、「評価しない」29.1%、自民党支持層では「評価する」58.3%、「どちらともいえない」26.4%、「評価しない」15.2%、無党派層では「どちらともいえない」42.7%、「評価しない」32.0%、「評価する」25.3%となり、支持政党で違いが見られました。
男女別にみると、「評価する」との回答の割合は、「男性(41.6%)」の方が「女性(31.3%)」より10.3ポイント多いなど傾向に違いが見られました。
年代別では、年代が高くなるほど「評価する」との回答の割合が多くなる傾向が見られました。一方、年代が低くなるほど「どちらともいえない」との回答の割合が多くなる傾向が見られました。
Q4. 石原慎太郎 東京都知事の尖閣諸島購入計画について、評価しますか。評価しませんか。
石原慎太郎 東京都知事の尖閣諸島購入計画については、「評価する」60.7%がもっとも多く、次いで「どちらともいえない」20.9%、「評価しない」18.4%となりました。
支持政党別に見ると、民主党支持層では「評価する」49.3%、「評価しない」25.8%、「どちらともいえない」24.9%、自民党支持層では「評価する」75.9%、「どちらともいえない」13.4%、「評価しない」10.7%、無党派層では「評価する」55.2%、「どちらともいえない」23.5%、「評価しない」21.3%となりました。
男女別にみると、「評価する」との回答の割合は、「男性(65.8%)」の方が「女性(55.5%)」より10.3ポイント多いなど傾向に違いが見られました。
年代別では、「評価する」と回答した割合は30代(64.4%)、40代(63.4%)、50代以上(65.2%)でいずれも6割強となりました。
Q5. 関西電力大飯原子力発電所3、4号機の再稼働について賛成ですか。反対ですか。
関西電力大飯原子力発電所3、4号機の再稼働については意見が分かれました。
「反対」34.2%、「どちらともいえない」33.6%、「賛成」32.2%となり、ほぼ同じ割合となりました。
支持政党別に見ると、民主党支持層では「賛成」39.2%、「反対」34.2%、「どちらともいえない」26.6%、自民党支持層では「賛成」46.2%、「どちらともいえない」31.8%、「反対」22.0%、無党派層では「反対」38.2%、「どちらともいえない」36.0%、「賛成」25.9%となり、支持政党で違いが見られました。
男女別にみると、「賛成」との回答の割合は、「男性(39.2%)」の方が「女性(25.1%)」より14.1ポイント多く、「反対」との回答の割合は、「女性(38.8%)」の方が「男性(29.8%)」より9.0ポイント多いなど傾向に違いが見られました。
年代間で大きな差は見られませんでした。
Q6. 消費税率引き上げに賛成ですか。反対ですか。
消費税率の引き上げについては、「反対」56.3%(前月調査比2.2ポイント減)が6割近くに達し、「賛成」は15.8%(前月調査比0.1ポイント増)にとどまりました。「どちらともいえない」は27.9%(前月調査比2.2ポイント増)となりました。
支持政党別に見ると、民主党支持層では「賛成」39.6%、「反対」36.8%、「どちらともいえない」23.6%、自民党支持層では「反対」56.3%、「どちらともいえない」27.2%、「賛成」16.5%、無党派層では「反対」56.3%、「どちらともいえない」29.4%、「賛成」14.3%となり、支持政党で違いが見られました。
男女間、年代間で大きな差は見られませんでした。
Q7. 今週26日に行われる民主党 小沢一郎元代表の政治資金規正法違反事件の判決に関心がありますか。ありませんか。
民主党 小沢一郎元代表の政治資金規正法違反事件の判決については、「関心がある」48.4%がもっとも多く、「関心がない」33.3%を上回りました。「どちらともいえない」は18.3%となりました。
民主党支持層では、民主党支持層では「関心がある」47.2%、「関心がない」32.6%、「どちらともいえない」20.2%、自民党支持層では「関心がある」62.8%、「関心がない」23.2%、「どちらともいえない」14.1%、無党派層では「関心がある」41.7%、「関心がない」39.8%、「どちらともいえない」18.5%となりました。
男女間で大きな差は見られませんでした。
年代別では、「関心がある」と回答した割合は30代(51.5%)、40代(50.5%)、50代以上(50.3%)でいずれも5割に達しました。
Q8. 今後どのような政権ができるのが望ましいと思いますか。
今後どのような政権ができるのが望ましいかについては、「政界再編による既存政党にとらわれない新しい枠組み」がもっとも多く47.9%(前月調査比1.6ポイント減)と5割近くに達し、次いで「自民党中心の政権」22.9%(前月調査比0.2ポイント増)、「その他」20.8%(前月調査比1.1ポイント増)となりました。一方で「民主党と自民党を核とした大連立」はわずか6.1%(前月調査比0.4ポイント増)となりました。
男女間、年代間において大きな差は見られませんでした。