Q1. 野田内閣を支持しますか。支持しませんか。
野田内閣の支持率は、「支持する」が8.0%(前月8月31日調査比1.0ポイント増)、「支持しない」が64.2%(前月調査比0.5ポイント減)となりました。「どちらともいえない」は27.8%(前月調査比0.5ポイント減)となりました。 支持政党別では「民主党支持層」の57.5%が野田内閣を「支持する」、「支持しない」13.4%、「どちらともいえない」は29.1%となりました。「支持政党なし」の無党派層でみると、「支持しない」56.2%がもっとも多く、次いで「どちらともいえない」38.6%、「支持する」5.2%となりました。 男女別にみると、「支持しない」との回答の割合は、「男性(69.7%)」の方が「女性(58.6%)」より11.1ポイント多く、「どちらともいえない」との回答の割合は、「女性(33.6%)」の方が「男性(22.2%)」より11.4ポイント多いなど傾向に違いが見られました。 年代別では、10 代以下(13.0%)で「支持する」との回答の割合が多く、一方の「支持しない」との回答の割合は30代(68.4%)、50代以上(67.0%)、40代(65.5%)で多い傾向が見られました。
Q2. いま、どの政党を支持していますか。
「支持政党なし(無党派層)」がもっとも多く40.0%(前月調査比7.9ポイント減)を占めました。政党の中でもっとも支持が多かったのは「自民党」37.8%で前月調査比10.3ポイントの増、次いで橋下徹大阪市長率いる「日本維新の会」が5.2%となり、初登場で第2党に躍り出ました。「民主党」は4.9%(前月調査比0.1ポイント減)となりました。「みんなの党」は2.3%(前月調査比1.8ポイント減)、「共産党」は2.0%でした。 男女別にみると、「支持政党なし(無党派層)」との回答の割合は、「女性(44.5%)」の方が「男性(35.7%)」より8.8ポイント多い結果となりました。 年代別では、「民主党」と回答した割合は10 代以下(9.8%)が他の年代に比べて回答の割合が多くなっています。また、年代が低くなるほど「支持政党なし(無党派層)」との回答の割合が多くなる傾向が見られました。
Q3. 民主党代表選で野田佳彦氏が再選されたことについてどう思いますか。
民主党代表選で野田佳彦氏が再選されたことについてについてどう思うかについては、¬¬¬「誰が代表になっても期待できないので評価のしようがない(70.2%)」が7割を占めました。次いで「野田氏が再選されてよかった」13.4%、「わからない」13.1%、「他の3候補(原口氏、赤松氏、鹿野氏)の誰かの方がよかった」3.3%となりました 「民主党支持層」でみると「野田氏が再選されてよかった」54.1%がもっとも多く、次いで¬¬¬¬¬¬「誰が代表になっても期待できないので評価のしようがない」24.6%、「わからない」15.5%となりました。「自民党支持層」では「誰が代表になっても期待できないので評価のしようがない」78.1%、次いで「野田氏が再選されてよかった」13.3%、「わからない」5.9%、となりました。無党派層では、「誰が代表になっても期待できないので評価のしようがない」73.3%、次いで「わからない」14.8%、「野田氏が再選されてよかった」9.8%となりました。 男女間、年代間で大きな差は見られませんでした。 年代別では30代で「誰が代表になっても期待できないので評価のしようがない(73.5%)」との回答の割合が抜きん出る結果となりました。
Q4. 自民党総裁選で安倍晋三氏が新総裁に選ばれたことについてどう思いますか。
自民党総裁選で安倍晋三氏が新総裁に選ばれたことについてどう思うかについては、「安倍氏が新総裁に選ばれてよかった」43.1%と突出する結果となりました。次いで「誰が新総裁になっても期待できないので評価のしようがない」24.6%、「他の4候補(石破氏、石原氏、町村氏、林氏)の誰かの方がよかった」16.6%、「わからない」15.7%となりました。 「自民党支持層」では「安倍氏が新総裁に選ばれてよかった」75.4%と突出する結果となりました。次いで「他の4候補(石破氏、石原氏、町村氏、林氏)の誰かの方がよかった」12.5%、「わからない」6.9%となりました。「無党派層」では「誰が新総裁になっても期待できないので評価のしようがない」39.9%、「安倍氏が新総裁に選ばれてよかった」21.2%、「わからない」20.6%となりました。 男女間、年代間で大きな差は見られませんでした。 年代別では「安倍氏が新総裁に選ばれてよかった」との回答の割合は50代以上(48.2%)、30代(46.0%)、40代(43.4%)で多い傾向が見られました。
Q5. 国政に進出する新党「日本維新の会」の体制についてどう思いますか。
国政に進出する新党「日本維新の会」の体制についてどう思うかについては、「橋下徹氏は大阪市長なので、日本維新の会の代表は他の人がなるべきだ」が34.9%ともっとも多く、次いで「橋下氏は大阪市長と日本維新の会の代表を兼務してもかまわない」23.7%、「わからない」23.4%、「橋下氏は大阪市長を辞めて、日本維新の会の代表に専念すべきだ」17.9%となりました。 「民主党支持層」では、「橋下徹氏は大阪市長なので、日本維新の会の代表は他の人がなるべきだ」が35.3%、次いで「橋下氏は大阪市長と日本維新の会の代表を兼務してもかまわない」23.3%、「わからない」21.1%となりました。「自民党支持層」では「橋下徹氏は大阪市長なので、日本維新の会の代表は他の人がなるべきだ」が46.5%、「橋下氏は大阪市長と日本維新の会の代表を兼務してもかまわない」19.2%、「橋下氏は大阪市長を辞めて、日本維新の会の代表に専念すべきだ」18.0%となりました。「無党派層」では「橋下徹氏は大阪市長なので、日本維新の会の代表は他の人がなるべきだ」が30.4%、「わからない」29.0%、「橋下氏は大阪市長と日本維新の会の代表を兼務してもかまわない」23.2%となりました。 男女間、年代間で大きな差は見られませんでした。
Q6. 野田内閣は福島第1原発事故を受けて、新エネルギー・環境戦略を決めましたが、どう思いますか。
野田内閣は福島第1原発事故を受けて、新エネルギー・環境戦略を決めたことについてどう思うかについては意見が分かれました。「「2030年代に原発稼動をゼロ」は実質的に現状維持なので評価できない(23.1%)」と「「2030年代にゼロ」を撤回し、原発利用を推進すべきだ(22.6%)」が拮抗し、「「2030年代にゼロ」を待たずに脱原発を速やかに進めるべきだ」16.5%、「「2030年代に原発稼動をゼロ」は現状維持なので評価できる」14.7%となりました。「わからない」は23.1%でした。 「民主党支持層」では「「2030年代に原発稼動をゼロ」は実質的に現状維持なので評価できない」27.2%、「「2030年代に原発稼動をゼロ」は現状維持なので評価できる」23.2%、「わからない」18.4%となりました。「自民党支持層」では「「2030年代にゼロ」を撤回し、原発利用を推進すべきだ」、35.0%が突出し、「「2030年代に原発稼動をゼロ」は実質的に現状維持なので評価できない」23.4%、「「2030年代に原発稼動をゼロ」は現状維持なので評価できる」16.5%となりました。「無党派層」では「わからない」26.7%、「「2030年代に原発稼動をゼロ」は実質的に現状維持なので評価できない」25.0 %、「「2030年代にゼロ」を待たずに脱原発を速やかに進めるべきだ」20.1%となりました。 男女別にみると、「「2030年代にゼロ」を撤回し、原発利用を推進すべきだ」との回答の割合は、「男性(29.4%)」の方が「女性(15.6%)」より13.8ポイント多い結果となりました。 また、10代以下をのぞき、年代が低くなるほど「「2030年代に原発稼動をゼロ」は実質的に現状維持なので評価できない」との回答の割合が多くなる傾向が見られ、「「2030年代にゼロ」を撤回し、原発利用を推進すべきだ」と回答した割合は50代以上(31.6%)が他の年代に比べて回答の割合が多くなっています。