Q2. 第2次安倍改造内閣の発足から1ヵ月半の20日、「女性活躍」の看板である小渕優子経済産業相と松島みどり法務相がそれぞれ、政治資金疑惑、公職選挙法違反疑惑で辞任しました。2人の辞任は安倍政権にどれくらいダメージを与えると思いますか。
安倍内閣を支持する層では、「ある程度与える」48.0%、「あまり与えない」32.1%、「大いに与える」11.0%、「全く与えない」8.0%、「その他」0.8%、支持しない層では、「ある程度与える」40.2%、「あまり与えない」26.4%、「大いに与える」23.3%、「全く与えない」7.8%、「その他」2.2%、どちらともいえない層では、「ある程度与える」52.0%、「あまり与えない」23.0%、「大いに与える」12.8%、「全く与えない」7.1%、「その他」5.1%の順となりました。
Q3. 安倍内閣では他にも、江渡聡徳防衛相の政治資金問題をはじめ、複数の閣僚について疑惑や問題が指摘されています。第1次安倍内閣と同じように、閣僚の「辞任ドミノ」が起きるとみていますか。
安倍内閣を支持する層では、「「辞任ドミノ」にはならない」63.7%、「わからない」22.0%、「「辞任ドミノ」になる」11.7%、「その他」2.6%、支持しない層では、「「辞任ドミノ」になる」38.6%、「「辞任ドミノ」にはならない」32.4%、「わからない」24.9%、「その他」4.1%、どちらともいえない層では、「わからない」40.5%、「「辞任ドミノ」にはならない」34.5%、「「辞任ドミノ」になる」19.2%、「その他」5.8%の順となりました。
Q5. 日本は10月初め、6年ぶりの株高・円安水準を記録しました。その後、少し株安・円高に転じましたが、あなたは景気回復を実感していますか。
安倍内閣を支持する層では、「景気回復は感じられない」51.8%、「どちらともいえない」28.2%、「景気回復を実感している」20.0%、支持しない層では、「景気回復は感じられない」91.4%、「どちらともいえない」5.7%、「景気回復を実感している」2.9%、どちらともいえない層では、「景気回復は感じられない」77.2%、「どちらともいえない」20.1%、「景気回復を実感している」2.6%の順となりました。
Q6. 10月1日から外食、コーヒー、乳製品などが一斉に値上げされました。春以降の値上げラッシュであなたの暮らしはどれくらい厳しくなっていますか。
安倍内閣を支持する層では、「ある程度厳しい」39.0%、「あまり厳しくない」32.8%、「大いに厳しい」16.0%、「全く厳しくない」9.7%、「その他」2.4%、支持しない層では、「大いに厳しい」45.4%、「ある程度厳しい」37.1%、「あまり厳しくない」12.7%、「全く厳しくない」2.6%、「その他」2.2%、どちらともいえない層では、「ある程度厳しい」43.3%、「大いに厳しい」27.5%、「あまり厳しくない」18.6%、「その他」5.5%、「全く厳しくない」5.1%の順となりました。
Q7. 北朝鮮は日本人拉致被害者らの、再調査について、日本への報告を先送りしたうえ、日本の担当者の訪朝を提案、日本はそれに応じて近く調査団を派遣します。このような交渉で拉致問題が全面解決すると考えますか。
安倍内閣を支持する層では、「解決しない」65.2%、「わからない」25.1%、「解決する」9.7%、支持しない層では、「解決しない」83.1%、「わからない」13.5%、「解決する」3.4%、どちらともいえない層では、「解決しない」71.9%、「わからない」26.3%、「解決する」1.8%の順となりました。
Q1. 今、あなたは安倍内閣を支持しますか。
安倍内閣の支持率は、「支持する」が46.3%となり、前月9月18日調査と比べ0.6ポイントの増となりました。一方の「支持しない」21.6%も前月調査比0.5ポイントの増、「どちらともいえない」は32.1%で1.1ポイントの減となりました。 男女別にみると、「支持する」との回答の割合は、「男性(53.1%)」(前月調査比1.1ポイント増)の方が「女性(39.2%)」(前月調査比0.1ポイント減)より13.9ポイント多く、「どちらともいえない」との回答の割合は、「女性(37.7%)」(前月調査比0.6ポイント減)の方が「男性(26.7%)」(前月調査比1.4ポイント減)より11.0ポイント多いなど傾向に違いがみられました。 年代別では、年代が高くなるほど「支持する」との回答の割合が多く、50代以上(56.4%)で5割を超えました。逆に、年代が低くなるほど「どちらともいえない」との回答の割合が多く、10代以下(41.7%)で4割を超えました。
Q2. 第2次安倍改造内閣の発足から1ヵ月半の20日、「女性活躍」の看板である小渕優子経済産業相と松島みどり法務相がそれぞれ、政治資金疑惑、公職選挙法違反疑惑で辞任しました。2人の辞任は安倍政権にどれくらいダメージを与えると思いますか。
「ある程度与える」46.4%が最も多く、「大いに与える」13.9%と合計(60.3%)で6割を超えました。「あまり与えない」27.4%と「全く与えない」7.6%の合計は35.0%となり、「その他」は4.7%となりました。 年代別でみると、年代が低くなるほど、政権にダメージを「与える」との回答の割合が多く、年代が高くなるほど政権にはダメージを「与えない」との回答の割合が多くなりました。
Q3. 安倍内閣では他にも、江渡聡徳防衛相の政治資金問題をはじめ、複数の閣僚について疑惑や問題が指摘されています。第1次安倍内閣と同じように、閣僚の「辞任ドミノ」が起きるとみていますか。
「「辞任ドミノ」にはならない」46.8%が最も多く、次いで「わからない」29.7%、「「辞任ドミノ」になる」19.6%、「その他」3.9%の順となりました。 男女別にみると、「「辞任ドミノ」にはならない」との回答の割合は、「男性(52.2%)」の方が「女性(41.2%)」より11.0ポイント多く、「わからない」との回答の割合は、「女性(34.4%)」の方が「男性(25.1%)」より9.3ポイント多いなど傾向に違いがみられました。 年代別では、年代が高くなるほど「「辞任ドミノ」にはならない」との回答の割合が多く、年代が低くなるほど「「辞任ドミノ」になる」との回答の割合が多くなりました。
Q4. 小渕優子氏の政治資金疑惑は閣僚辞任で幕引きになると考えますか。
「法律違反の疑いが濃いので議員を辞職すべきだ」34.0%が最も多く、次いで「閣僚辞任で十分責任をとった」27.1%、「わからない」20.2、「その他」12.3%、「安倍政権に大打撃を与えたので自民党を離党すべきだ」6.4%の順となりました。 男女別にみると、「法律違反の疑いが濃いので議員を辞職すべきだ」との回答の割合は、「男性(37.3%)」の方が「女性(30.5%)」より6.8ポイント多く、「わからない」との回答の割合は、「女性(24.0%)」の方が「男性(16.6%)」より7.4ポイント多いなど傾向に違いがみられました。 年代別では年代が高くなるほど「閣僚辞任で十分責任をとった」との回答の割合が多くなりました。
Q5. 日本は10月初め、6年ぶりの株高・円安水準を記録しました。その後、少し株安・円高に転じましたが、あなたは景気回復を実感していますか。
「景気回復は感じられない」67.7%が最も多く6割を超え、次いで「どちらともいえない」21.4%、「景気回復を実感している」10.9%は1割にとどまりました。
Q6. 10月1日から外食、コーヒー、乳製品などが一斉に値上げされました。春以降の値上げラッシュであなたの暮らしはどれくらい厳しくなっていますか。
「ある程度厳しい」38.7%が最も多く、「大いに厳しい」25.5%との合計64.2%が6割を超えました。 「あまり厳しくない」23.4%と「全く厳しくない」7.1%の合計は30.5%で、「その他」は5.3%でした。 男女別にみると、暮らしが「厳しい」との回答の割合は、「女性(68.5%)」の方が「男性(60.0%)」より8.5ポイント多く、「厳しくない」との回答の割合は、「男性(34.9%)」の方が「女性(26.0%)」より8.9ポイント多いなど傾向に違いがみられました。
Q7. 北朝鮮は日本人拉致被害者らの、再調査について、日本への報告を先送りしたうえ、日本の担当者の訪朝を提案、日本はそれに応じて近く調査団を派遣します。このような交渉で拉致問題が全面解決すると考えますか。
「解決しない」70.3%が最も多く7割を超え、次いで「わからない」23.8%、「解決する」は5.9%にとどまりました。
Q8. イスラム教過激派組織「イスラム国」が世界各国から戦闘員を集めて、イラク、シリアで勢力を拡大し、国際社会の脅威になっています。日本でも北海道大生が参加しようとしていたことが発覚したことについて、あなたはどう受けとめていますか。
「日本人の参加は考えられない」33.2%、「「イスラム国」への日本人参加希望者がさらに出てくる」30.0%が拮抗し、「わからない」23.0%、「その他」13.9%の順となりました。
Q9. 西アフリカで猛威を振るっているエボラ出血熱は、アメリカ、スペインで2次感染が拡大し、世界各国で混乱が広がっています。日本ではエボラ出血熱の感染を完全に防ぎきれると思いますか。
「感染者の入国は防ぎきれない」43.5%が最も多く、次いで「わからない」19.5%となり、「日本でも感染が広がる」11.3%、「2次感染者が出る」11.2%、「水際で感染を防ぎきれる」10.8%が拮抗しました。「その他」は3.7%でした。 年代別でみると、年代が低くなるほど「日本でも感染が広がる」との回答の割合が多く、年代が高くなるほど「水際で感染を防ぎきれる」との回答の割合が多くなりました。
Q10. 安倍内閣で一番評価している政策はなんですか。
6月までのアンケートで毎回最も評価の高かった「日本経済の立て直し」に代わり、7月以降「外交・安全保障の強化」38.6%(前月調査比0.8ポイント増)のトップが続いています。次ぐ「日本経済の立て直し」は24.8%で、前月調査と比較して2.5の減となりました。「その他」21.1%(前月調査比1.1ポイント増)、「東日本大震災からの復興」6.9%(前月調査比0.7ポイント増)、「教育の再生」4.4%(前月調査比0.3ポイント減)、「TPPへの参加」4.3%(前月調査比0.2ポイント増)の順となりました。 男女別にみると、「外交・安全保障の強化」との回答の割合は、「男性(41.5%)」の方が「女性(35.5%)」より6.0ポイント多いなど傾向に違いがみられました。 年代別では、年代が高くなるほど「外交・安全保障の強化」との回答の割合が多く、また10代以下をのぞき、年代が高くなるほど「日本経済の立て直し」の回答の割合が少なくなりました。
Q11. 今、あなたが支持している政党はどこですか。
「自民党」40.5%(前月調査比0.4ポイント減)の1強状態が続き、次いで「支持政党なし」36.8% (前月調査比1.6ポイント減)となりました。野党第1党には、共産党3.3%(前月調査比0.2ポイント減)に変わって、「次世代の党」5.0%(前月調査比2.0ポイント増)が初のトップとなりました。 「維新の党」2.7%、「太陽の党」2.3%、「民主党」2.2%(前月調査に同じ)が拮抗し、「公明党」1.7%(前月調査比0.3ポイント減)、「みんなの党」1.4%(前月調査比0.1ポイント減)、社民党1.4%(前月調査比0.3ポイント減)、「その他の政党」1.4%(前月調査比0.2ポイント減)、「生活の党」1.0%(前月調査比0.3ポイント減)、「新党改革」0.3%(前月調査に同じ)の順となりました。 男女別にみると、「自民党」との回答の割合は、「男性(45.4%)」(前月調査比0.1ポイント増)の方が「女性(35.5%)」(前月調査比0.8ポイント減)より9.9ポイント多く、「支持政党なし」との回答の割合は、「女性(43.1%)」(前月調査比1.7ポイント減)の方が「男性(30.7%)」(前月調査比1.5ポイント減)より12.4ポイント多いなど傾向に違いが見られました。 年代別では、年代が高くなるほど「支持政党なし」との回答の割合が少なくなる傾向がみられました。