Q1. 鳩山内閣を支持しますか。
鳩山内閣の支持率は、前月の調査(1月26日実施)より1.8ポイント減の10.3%となり、「支持しない」は3.4ポイント増の64.1%となりました。「どちらともいえない」は25.6%でした。
支持政党別では「民主党支持層」の56.2%(前月比3.9ポイント減)が鳩山内閣を「支持」、「どちらともいえない」35.6%(前月比2.3ポイント増)、「支持しない」は8.2%(前月比1.6ポイント増)となりました。
「支持政党なし」の無党派層でみると、「支持しない」の65.6%(前月比4.6ポイント増)がもっとも多く、ついで「どちらともいえない」30.8%(前月比3.8ポイント増)、「支持する」3.5%(前月比0.9ポイント減)となりました。
また、Q6との重ねあわせで見ると、政治に関する情報を「新聞報道」からもっとも多く入手する層では、18.9%(前月比0.8ポイント減)が鳩山内閣を「支持」し、「支持しない」は54.9%(前月比3.2ポイント増)となりました。
「TV報道」からもっとも多く入手する層では、「支持する」が14.3% (前月比1.8ポイント減)、「支持しない」は44.6% (前月比2.2ポイント増)となりました。
「インターネット」からもっとも多く入手する層においては、鳩山内閣を「支持しない」80.8%(前月比2.0ポイント増)が「支持する」5.7%(前月比1.4ポイント減)を大きく上回る結果となりました。
男女別にみると、「支持しない」との回答の割合は、「男性(67.3%)」の方が「女性(60.9%)」より6.4ポイント多く、「どちらともいえない」との回答の割合は、「女性(30.3%)」の方が「男性(21.0%)」より9.3ポイント多いなど、傾向に違いが見られました。
年代別では、50代以上(15.7%)で「支持する」との回答の割合が多く、一方の「支持しない」との回答の割合は30代(67.9%)で抜きん出る結果となりました。
Q2. いま、どの政党を支持していますか。
「支持政党なし」がもっとも多く39.1%(前月比1.9ポイント増)で、次いで、「自民党」が33.2%(前月比0.2ポイント増)、「民主党」の12.9%(前月比2.2ポイント減)となりました。前月調査で初めて共産党を抜いたみんなの党は4.4%で前月より0.1ポイントの増となりました。共産党は3.5%(前月比0.3ポイント減)、公明党1.8%(前月比に同じ)、社民党1.3%(前月に同じ)の順となりました。
男女別にみると、「民主党」との回答の割合は、「男性(14.2%)」の方が「女性(11.6%)」より2.6ポイント多く、また「支持政党なし(無党派層)」との回答の割合は、「女性(42.5%)」の方が「男性(35.7%)」より6.8ポイント多い結果となりました。
年代別では、10代以下をのぞき、「自民党」と回答した割合は20代から40代で3割台と大きな差がないのに対して、「民主党」については50代以上で19.2%、40代で16.1%と他の年代に比べて回答の割合が多くなっています。また、年代が低くなるほど「支持政党なし(無党派層)」との回答の割合が多くなる傾向が見られました。
Q3. 今年の夏に参議院選挙が行われますが、今、参院選が行われたら、比例代表では、どの政党に投票しようと思いますか。(有権者でない方は、選挙権があるとしてお答えください。)
今、参院選が行われたら、比例代表でどの政党に投票しようと思うかについては、前月に引き続き「自民党(41.5%)」が4割を超えました。(前月比0.5ポイント減)。次いで「決めていない(28.9%)」と続き、「民主党」は12.9%で、前月の調査より1.9ポイントの減となりました。
男女別にみると、「決めていない」との回答の割合は「女性(33.7%)」の方が「男性(24.2%)」より9.5ポイント多く傾向に違いが見られました。
年代別では「自民党」との回答の割合が多かったのは「30代(43.7%)」と「20 代(42.5%)」で他の年代に比べ抜きん出ています。一方の「民主党」は10 代以下をのぞき、年代が高くなるにつれ、回答の割合が多くなる傾向が見られました。
Q4. 今後どのような政権ができるのが望ましいと思いますか。
望ましい今後の政権の姿は「政界再編による新しい枠組み」がもっとも多く41.3%(前月比1.1ポイント減)となりました。次いで「自民党中心の連立政権」18.0%(前月比0.3ポイント増)、「自民党の単独政権」13.3%(前月比0.4ポイント減)の順になりました。
男女別に見ると「民主党の単独政権」で「男性(8.7%)」の方が「女性(4.6%)」より4.1ポイント多いなど傾向に違いが見られました。
10代以下をのぞいた年代別でみると、「政界再編による新しい枠組み」との回答の割合は年代間でさほど大きな違いが見られなかったのに対して、「民主党の単独政権」では50代以上(10.5%)と40代(8.4%)、「自民党の単独政権」では30代(15.5%)で回答の割合が多くなっています。
Q5. 自民党の政権奪還を期待しますか、しませんか。
自民党の政権奪還への期待については、「期待する(38.9%)」が前月の調査より0.2ポイントの増、一方の「期待しない(31.3%)」については前月の調査より0.1ポイントの減となりました。「どちらともいえない」は29.8%で前月比0.1ポイントの減となりました。
男女別にみると、「期待する」との回答の割合は、「男性(41.2%)」の方が「女性(36.5%)」より4.7ポイント多く、また「どとらともいえない」との回答の割合は、「女性(33.6%)」の方が「男性(26.1%)」より7.5ポイント多い結果となりました。
年代別では30代で「期待する(40.8%)」との回答の割合が、50代以上で「期待しない(43.5%)」で回答の割合が多くなる傾向が見られました。
Q6. 政治に関する情報は、どの媒体から、もっとも多く入手しますか。
政治に関する情報をどの媒体からもっとも多く入手するかについては、「インターネット」が49.7%(前月比0.7ポイント増)ともっとも多く、ついで「TV報道」33.5%(前月比1.1ポイント減)、「新聞報道」10.4%(前月比1.0ポイント減)となりました。
支持政党別でみると、「民主党支持層」がもっとも政治に関する情報を入手する媒体は「TV報道」48.5%(前月比0.9ポイント減)、「インターネット」27.6%(前月比0.3ポイント減)、「新聞報道」18.8%(前月比1.2ポイント増)となっています。
一方「自民党支持層」では、「インターネット」が68.9%(前月比1.2ポイント減)と突出し、次いで「TV報道」19.3%(前月比0.6ポイント増)、「新聞報道」8.4%(前月比0.3ポイント減)と民主党支持層との違いがみられました。
「無党派層」では、「インターネット」が45.9%(前月比1.7ポイント増)でもっと多く、次いで「TV報道」39.3%(前月比1.8ポイント減)、「新聞報道」9.7%(前月比0.9ポイント減)の順となりました。
男女別では、「インターネット」との回答の割合は、「男性(54.4%)」の方が「女性(44.8%)」より9.6ポイント多く、「TV報道」との回答の割合は、「女性(39.7%)」の方が「男性(27.4%)」より12.3ポイント多いなど、傾向に大きな違いが見られました。
年代別では、「インターネット」との回答の割合は「30 代(56.8%)」で5割を超え、他の年代に比べ抜きん出る結果となりました。