トピックス
安倍内閣支持率初めて4割切る 第2次安倍内閣の発足以降最低 「支持する」39.8%、「支持しない」27.9%
前月比の増減は「支持する」-0.5、「支持しない」+5.4、「どちらとも言えない」-4.9
いま、あなたは安倍内閣を支持しますか、支持しませんか。
安倍内閣の支持率は、前月実施した6月17日の調査時と比べ0.5ポイント減の39.8%で、第2次安倍政権発足後以降の調査で初めて4割を切りこれまでのニコニコアンケートの中で最低となりました。一方、「支持しない」も前回調査比5.4ポイントの大幅増で27.9%となり、同じく過去最悪となりました。また「どちらとも言えない」は4.9ポイント減の32.3%となっています。
男女別にみると、「支持する」との回答の割合は、「男性(49.2%)」(前回調査比0.2ポイント増)の方が「女性(30.1%)」(前回調査比1.2ポ゚イント減)より19.1ポイント多く、「どちらとも言えない」との回答の割合は、「女性(38.3%)」(前回調査比6.2ポイント減)の方が「男性(26.5%)」(前回調査比3.7ポイント減)より11.8ポイント多いなど傾向に違いがみられました。
年代別では、年代が高くなるほど「支持する」との回答の割合が多く、また、年代が低くなるほど「支持しない」との回答の割合が多い傾向がみられました。唯一、10代以下では「支持しない(30.6%)」が「支持する(24.3%)」を上回っています。
男女別にみると、「支持する」との回答の割合は、「男性(49.2%)」(前回調査比0.2ポイント増)の方が「女性(30.1%)」(前回調査比1.2ポ゚イント減)より19.1ポイント多く、「どちらとも言えない」との回答の割合は、「女性(38.3%)」(前回調査比6.2ポイント減)の方が「男性(26.5%)」(前回調査比3.7ポイント減)より11.8ポイント多いなど傾向に違いがみられました。
年代別では、年代が高くなるほど「支持する」との回答の割合が多く、また、年代が低くなるほど「支持しない」との回答の割合が多い傾向がみられました。唯一、10代以下では「支持しない(30.6%)」が「支持する(24.3%)」を上回っています。
生活指数(D.I.)マイナス 18.5 = 暮らしにゆとり
「出てきた」12.0% -「なくなってきた」30.5%
前回(4月)調査比3.2ポイント改善
1年前と比べて、あなたの今の暮らし向きはどう変わったと感じますか。
「ゆとりがなくなってきた」30.5%、「ゆとりが出てきた」12.0%となり、生活指数(D.I. =ゆとりが出てきた-ゆとりがなくなってきた)はマイナス18.5となりました。前回4月の調査(マイナス21.7)から+3.2となり、前々回1月(マイナス22.3)から前回4月(マイナス21.7)が横ばい(+0.6)だったのと比べると大きく改善しています。
一方で「どちらとも言えない」は57.5%に達しており、前回調査した4月(56.5%)と比べ、1.0ポイント増加しました。 男女別にみると、「ゆとりがなくなってきた」との回答の割合は、「女性(32.7%)」の方が「男性(28.4%)」より4.3ポイント多く、「ゆとりが出てきた」との回答の割合は、「男性(14,6%)」の方が「女性(9.3%)」より5.3ポイント多くなりました。
年代別では年代が高くなるほど「ゆとり出てきた」との回答の割合が多くなりました。また「ゆとりがなくなってきた」についても同様の傾向がみられましたが、40代がピークで32.8%と唯一3割に達し、50代以上になると3.2ポイント下がって(29.6%)います。
一方で「どちらとも言えない」は57.5%に達しており、前回調査した4月(56.5%)と比べ、1.0ポイント増加しました。 男女別にみると、「ゆとりがなくなってきた」との回答の割合は、「女性(32.7%)」の方が「男性(28.4%)」より4.3ポイント多く、「ゆとりが出てきた」との回答の割合は、「男性(14,6%)」の方が「女性(9.3%)」より5.3ポイント多くなりました。
年代別では年代が高くなるほど「ゆとり出てきた」との回答の割合が多くなりました。また「ゆとりがなくなってきた」についても同様の傾向がみられましたが、40代がピークで32.8%と唯一3割に達し、50代以上になると3.2ポイント下がって(29.6%)います。
安保関連法案の衆議院での強行採決 「納得できない」39.6% 「納得できる」38.5%
安倍首相自ら「国民の理解は進んでいない」と認めながら、安倍政権は7月14日~15日、衆議院で安保関連法案の採決を強行、可決しました。あなたは、そのやり方に納得できますか、納得できませんか。
「納得できない」39.6%、「納得できる」38.5%と拮抗しました。「わからない」は21.9%でした。
男女別にみると、「納得できない」との回答の割合は、「女性(45.8%)」の方が「男性(33.6%)」より12.2ポイント多く、「納得できる」との回答の割合は、「男性(48.3%)」の方が「女性(28.3%)」より20.0ポイント多いなど傾向に違いがみられました。
年代別では年代が高くなるほど「納得できる」との回答の割合が多くなる傾向がみられ、50代以上が46.5%と抜きんでました。一方、40代から年代が低くなるほど「納得できない」との回答の割合が多いなど傾向に違いがみられました。
男女別にみると、「納得できない」との回答の割合は、「女性(45.8%)」の方が「男性(33.6%)」より12.2ポイント多く、「納得できる」との回答の割合は、「男性(48.3%)」の方が「女性(28.3%)」より20.0ポイント多いなど傾向に違いがみられました。
年代別では年代が高くなるほど「納得できる」との回答の割合が多くなる傾向がみられ、50代以上が46.5%と抜きんでました。一方、40代から年代が低くなるほど「納得できない」との回答の割合が多いなど傾向に違いがみられました。
新国立競技場の計画混迷で一番の責任は「森元首相」20.8%、「安倍首相」10.4%、「下村文科相」7.8%
2020年東京五輪の主会場となる新国立競技場は、安倍首相が五輪招致の目玉としてその斬新なデザインを世界にアピールしたものの、建設費が当初計画の2倍近くに膨れ上がり、ついに7月17日、計画の白紙撤回、やり直しに追い込まれました。その混迷の一番の責任は誰にあると思いますか。
「わからない」23.3%、「その他」21.6%が拮抗、個人では「東京五輪組織委員会会長の森喜朗元首相」20.8%が抜きんでました。次いで「国際デザインコンペの審査委員長だった建築家の安藤忠雄氏」11.9%、「政府の最高責任者である安倍首相」10.4%と続き、所管の「所管大臣の下村博文文部科学大臣」は7.8%、「競技場を運営する日本スポーツ振興センターの河野一郎理事長」は4.2%となりました。
男女別にみると、「わからない」との回答の割合は、「女性(28.2%)」の方が「男性(18.6%)」より9.6ポイント多くなりました。
男女別にみると、「わからない」との回答の割合は、「女性(28.2%)」の方が「男性(18.6%)」より9.6ポイント多くなりました。
~安倍内閣の支持状況別クロス集計~
暮らし向きは1年前と比べてどうなったか。
1年前と比べて、あなたの今の暮らし向きはどう変わったと感じますか。
安倍内閣を支持する層でみると、「どちらとも言えない」61.0%、「ゆとりが出てきた」23.6%、「ゆとりがなくなってきた」15.4%、支持しない層では、「ゆとりがなくなってきた」53.6%、「どちらとも言えない」43.1%、「ゆとりが出てきた」3.3%どちらともいえない層では、「どちらとも言えない」68.1%、「ゆとりがなくなってきた」25.9%、「ゆとりが出てきた」6.0%の順となり、傾向に違いがみられました。
新たな安全保障法制の関連法案について、国民の理解は進んでいると思うか。
自衛隊を世界中に派遣して米軍などの戦闘支援や武力行使ができるようにする新たな安全保障法制の関連法案について、国民の理解は進んでいると思いますか、進んでいないと思いますか。
安倍内閣を支持する層では、「進んでいない」53.4%、「進んでいる」31.9%、「わからない」14.6%、
支持しない層では、「進んでいない」84.8%、「わからない」10.4%、「進んでいる」4.8%、どちらともいえない層では、「進んでいない」50.8%、「わからない」43.4%、「進んでいる」5.8%の順となりました。
衆議院で安保関連法案の採決を強行、可決した安倍政権のやり方に納得できるか。
安倍首相自ら「国民の理解は進んでいない」と認めながら、安倍政権は7月14日~15日、衆議院で安保関連法案の採決を強行、可決しました。あなたは、そのやり方に納得できますか、納得できませんか。
安倍内閣を支持する層では、「納得できる」80.0%、「わからない」12.1%、「納得できない」7.9%、支持しない層では、「納得できない」86.8%、「わからない」7.8%、「納得できる」5.4%、どちらともいえない層では、「わからない」50.8%、「納得できない」34.1%、「納得できる」15.1%の順となり、傾向に違いがみられました。
不支持率が過半数に達しても「支持率のために政治をやっているのではない」と主張する安倍首相の政治姿勢は正しいと思うか。
安保関連法案の衆議院での可決後に実施したマスコミ4社の世論調査ではいずれも、内閣支持率が30%台に急落し、うち3社の調査では不支持率が過半数に達しました。それでも「支持率のために政治をやっているのではない」と主張する安倍首相の政治姿勢は正しいと思いますか。
安倍内閣を支持する層では、「正しい」87.6%、「わからない」9.1%、「正しくない」3.3%、支持しない層では、「正しくない」58.5%、「わからない」27.8%、「正しい」13.7%、どちらともいえない層では、「わからない」61.0%、「正しい」26.0%、「正しくない」13.0%となり、傾向に違いがみられました。
新聞、テレビ、通信社などの報道機関はいま、政治権力をきちんと監視しチェックしていると思うか、それとも政治権力にうまく操られていると思うか。
新聞、テレビ、通信社などの報道機関はいま、国民の「知る権利」と民主主義のために、政治権力をきちんと監視しチェックしていると思いますか、それとも逆に政治権力にうまく操られ、本来の使命を果たしていないと思いますか。
安倍内閣を支持する層で回答の割合が多かった上位3つは、「その他」51.5%、「政治権力と互いに利用し合っている」23.7%、「政治権力を監視している」9.8%、支持しない層では、「政治権力と互いに利用し合っている」34.1%、「政治権力に操られている」33.4%、「わからない」19.5%、どちらともいえない層では、「わからない」41.4%、「政治権力と互いに利用し合っている」21.4%、「その他」17.5%となり、傾向に違いがみられました。
安倍首相は報道機関幹部と夜の会食、懇談を重ねているが、そのような関係は適切だと思うか、不適切だと思うか。
安倍首相は新聞、テレビ、通信社の幹部と頻繁に夜の会食、懇談を重ねています。このような政治権力と報道機関との関係は適切だと思いますか、不適切だと思いますか。
安倍内閣を支持する層では、「適切だ」46.1%、「わからない」37.0%、「不適切だ」17.0%、支持しない層では、「不適切だ」67.9%、「わからない」25.5%。「適切だ」6.6%、どちらともいえない層では、「わからない」62.4%、「不適切だ」29.6%、「適切だ」8.0%となり、傾向に違いがみられました。
2020年東京五輪の主会場となる新国立競技場は、建設計画が白紙撤回、やり直しに追い込まれたが、その混迷の一番の責任は誰にあると思うか。
2020年東京五輪の主会場となる新国立競技場は、安倍首相が五輪招致の目玉としてその斬新なデザインを世界にアピールしたものの、建設費が当初計画の2倍近くに膨れ上がり、ついに7月17日、計画の白紙撤回、やり直しに追い込まれました。その混迷の一番の責任は誰にあると思いますか。
安倍内閣を支持する層で回答の割合が多かった上位3つは、「その他」27.2%、「東京五輪組織委員会会長の森喜朗元首相」21.8%、「国際デザインコンペの審査委員長だった建築家の安藤忠雄氏」15.9%、支持しない層では、「政府の最高責任者である安倍首相」25.1%、「わからない」20.2%、「東京五輪組織委員会会長の森喜朗元首相」18.5%、どちらともいえない層では、「わからない」46.1%、「その他」16.7%、「東京五輪組織委員会会長の森喜朗元首相」16.1%の順となりました。
回答の構成比は、小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計が100%にならない場合があります。