トピックス
安倍内閣支持率、2カ月連続の下落
「支持する」45.4%「支持しない」25.0%
前月比の増減は「支持する」-3.1、「支持しない」+0.1、「どちらとも言えない」+3.1
いま、あなたは安倍内閣を支持しますか、支持しませんか。
安倍内閣の支持率は、前月より3.1ポイント減の45.4%でした。昨年11月18日の調査で、内閣支持率は2014年暮れの衆議院総選挙以降、最も高い51.1%でしたが、昨年12月(48.5%)と今月で2カ月連続の下落となりました。「支持しない」は25.0%(前月調査比0.1ポイント増)で横ばいでした。また「どちらとも言えない」は前月調査比 3.1ポイント増の29.6%となりました。
男女別にみると、「支持する」は、「男性(52.9%)」(前月調査比3.2ポイント減)の方が「女性(36.8%)」(前月調査比3.1ポイント減)より16.1ポイント多く、「どちらとも言えない」は、「女性(35.0%)」(前月調査比3.3ポイント増)が「男性(24.9%)」(前月調査比2.9ポイント増)を10.1ポイント上回りました。
年代別では、最も支持率の高い50代以上が49.0%(前月調査比4.4ポイント減)であるのに対し、最も支持率の低い10代以下では36.2%(前月調査比0.1ポイント増)と、12.8ポイントの差となりました。また、年代が低くなるほど「どちらとも言えない」が多くなりました。
男女別にみると、「支持する」は、「男性(52.9%)」(前月調査比3.2ポイント減)の方が「女性(36.8%)」(前月調査比3.1ポイント減)より16.1ポイント多く、「どちらとも言えない」は、「女性(35.0%)」(前月調査比3.3ポイント増)が「男性(24.9%)」(前月調査比2.9ポイント増)を10.1ポイント上回りました。
年代別では、最も支持率の高い50代以上が49.0%(前月調査比4.4ポイント減)であるのに対し、最も支持率の低い10代以下では36.2%(前月調査比0.1ポイント増)と、12.8ポイントの差となりました。また、年代が低くなるほど「どちらとも言えない」が多くなりました。
生活指数(D.I.)マイナス22.0 =「ゆとりが出てきた」11.9%
-「ゆとりがなくなってきた」33.9%
昨年10月調査比0.8ポイント悪化
1年前と比べて、あなたの今の暮らし向きはどう変わったと感じますか。
「ゆとりがなくなってきた」33.9%、「ゆとりが出てきた」11.9%となり、生活指数(D.I. =ゆとりが出てきた-ゆとりがなくなってきた)はマイナス22.0となりました。
この結果、昨年10月の調査(マイナス21.2)から-0.8ポイントの悪化、昨年7月の調査(マイナス18.5)からは-3.5ポイントの悪化となりました。
一方「どちらとも言えない」は、昨年10月(55.2%)から1.0ポイント減の54.2%となっています。
男女別にみると、「ゆとりがなくなってきた」は、「女性(36.9%)」の方が「男性(31.2%)」より5.7ポイント多く、「ゆとりが出てきた」については、「男性(14.1%)」の方が「女性(9.3%)」より4.8ポイント多くなりました。
この結果、昨年10月の調査(マイナス21.2)から-0.8ポイントの悪化、昨年7月の調査(マイナス18.5)からは-3.5ポイントの悪化となりました。
一方「どちらとも言えない」は、昨年10月(55.2%)から1.0ポイント減の54.2%となっています。
男女別にみると、「ゆとりがなくなってきた」は、「女性(36.9%)」の方が「男性(31.2%)」より5.7ポイント多く、「ゆとりが出てきた」については、「男性(14.1%)」の方が「女性(9.3%)」より4.8ポイント多くなりました。
今の政治「変わってほしい」86.0%、
「変わってほしくない」14.0%
あなたは、今の政治が変わってほしいと思いますか。
「ある程度変わってほしい」56.3%が最も多く、「大きく変わってほしい」29.7%との合計『変わってほしい』は86.0%に達しました。一方、「あまり変わってほしくない」10.8%、「全く変わってほしくない」3.2%で『変わってほしくない』は14.0%にとどまりました。この傾向は、年代別を問わず極めて顕著でした。
男女別では、『変わってほしい』は、「女性(88.6%)」の方が「男性(83.8%)」より4.8ポイント多く、『変わってほしくない』は、「男性(16.3%)」が「女性(11.3%)」より5.0ポイント上回りました。
男女別では、『変わってほしい』は、「女性(88.6%)」の方が「男性(83.8%)」より4.8ポイント多く、『変わってほしくない』は、「男性(16.3%)」が「女性(11.3%)」より5.0ポイント上回りました。
参院でも改憲の発議が可能な議席数を与えることは「望ましい」43.7%、「望ましくない」30.2%、「わからない」は26.1%
安倍首相は7月の参院選について、与党の自民、公明両党だけでなく、おおさか維新の会なども含めて、憲法改正の発議に必要な参院全体の3分の2以上の議席獲得を目指すと表明しました。今の段階で、衆院だけでなく参院でも安倍政権に改憲の発議ができるだけの議席数を与えることは、望ましいと思いますか、望ましくないと思いますか。
「望ましい」43.7%が「望ましくない」30.2%を上回りました。「わからない」は26.1%でした。
男女別にみると、「望ましい」は、男性(51.2%)が女性(34.7%)」より16.5ポイント多く、「わからない」は、「女性(33.1%)」が「男性(20.3%)」を12.8ポイント上回りました。
年代別では、年代が高くなるほど「望ましい」が多く、「わからない」は年代が低くなるほど多くなりました。
男女別にみると、「望ましい」は、男性(51.2%)が女性(34.7%)」より16.5ポイント多く、「わからない」は、「女性(33.1%)」が「男性(20.3%)」を12.8ポイント上回りました。
年代別では、年代が高くなるほど「望ましい」が多く、「わからない」は年代が低くなるほど多くなりました。
~安倍内閣の支持状況別クロス集計~
暮らし向きは1年前と比べてどうなったか。
1年前と比べて、あなたの今の暮らし向きはどう変わったと感じますか。
安倍内閣を支持する層では、「どちらとも言えない」62.5%、「ゆとりが出てきた」22.5%、「ゆとりがなくなってきた」15.0%。支持しない層では、「ゆとりがなくなってきた」57.3%、「どちらとも言えない」38.8%、「ゆとりが出てきた」3.9%。どちらとも言えない層では、「どちらとも言えない」57.3%、「ゆとりがなくなってきた」37.5%、「ゆとりが出てきた」5.3%となり、暮らし向きの見方に大きな違いがみられました。
今の日本の政治の在り方にどの程度満足しているか。
今年7月の参院選から、18歳と19歳の人も投票できるようになります。あなたは、今の日本の政治の在り方にどの程度満足していますか。
安倍内閣を支持する層では、「ある程度満足している」46.2%、「あまり満足していない」33.4%「大いに満足している」13.0%、「全く満足していない」7.4%で、『満足している』59.2%、『満足していない』40.8%。支持しない層では、あまり満足していない」41.3%、「全く満足していない」39.8%、「ある程度満足している」15.2%、「大いに満足している」3.8%で、『満足している』19.0%、『満足していない』81.1%。どちらとも言えない層では、「あまり満足していない54.1%、「ある程度満足している」28.6%、「全く満足していない」14.9%、「大いに満足している」2.4%で、『満足している』31.0%、『満足していない』69.0%となり、安倍内閣を支持する層とそうではない層とで大きな違いがみられました。
今の政治が変わってほしいと思うか。
あなたは、今の政治が変わってほしいと思いますか。
安倍内閣を支持する層では、「ある程度変わってほしい」56.8%、「大きく変わってほしい」20.7%、「あまり変わってほしくない」18.6%、「全く変わってほしくない」3.9%で、『変わってほしい』77.5%、『変わってほしくない』22.5%。支持しない層では、「大きく変わってほしい」57.2%、「ある程度変わってほしい」40.8%、「あまり変わってほしくない」1.4%、「全く変わってほしくない」0.6%で、『変わってほしい』98.0%、『変わってほしくない』2.0%。どちらとも言えない層では、「ある程度変わってほしい」68.0%、「大きく変わってほしい」24.1%、「あまり変わってほしくない」7.3%、「全く変わってほしくない」0.5%で、『変わってほしい』92.1%、『変わってほしくない』7.8%となり、どの層でも『変わってほしい』が圧倒的多数を占めました。
日本ではいま、政治・行政が憲法を誠実に守って行われていると思うか。
日本国憲法は今年、公布から70年を迎えます。日本ではいま、政治・行政が国の最高法規である憲法を誠実に守って行われていると思いますか、思いませんか。
安倍内閣を支持する層では、「憲法を守って行われている」56.9%、「わからない」22.9%、「憲法を守って行われていない」20.2%。支持しない層では、「憲法を守って行われていない」68.9%、「わからない」18.5%、「憲法を守って行われている」12.6%。どちらとも言えない層では、「わからない」43.1%、「憲法を守って行われていない35.3%、「憲法を守って行われている」21.6%となり、全く異なる結果となりました。
現行憲法を改正する場合、改憲の中身の議論・説明が先か、改憲勢力の結集が先か。
現行憲法を改正する場合の手順についてうかがいます。まず日本をどんな国にするのかを議論して、それを実現するために憲法のどの条文をどう改正するかを国民に説明することが先だと思いますか、それとも憲法改正の中身は後回しにして、とりあえずいつでも改正ができるように改憲勢力を結集しておくことが先だと思いますか。
安倍内閣を支持する層では、「改憲の中身の議論・説明が先だ」58.5%、「改憲勢力の結集が先だ」31.0%、「わからない」10.5%。支持しない層では、「改憲の中身の議論・説明が先だ」77.2%、「わからない」12.1%、「改憲勢力の結集が先だ」10.7%。どちらとも言えない層では、「改憲の中身の議論・説明が先だ」64.6%、「わからない」22.8%、「改憲勢力の結集が先だ」12.6%となり、どの層でも「改憲の中身の議論・説明が先だ」が過半数を大きく上回りました。
衆参両院で安倍政権に改憲の発議ができるだけの議席数を与えることは、望ましいと思うか。
安倍首相は7月の参院選について、与党の自民、公明両党だけでなく、おおさか維新の会なども含めて、憲法改正の発議に必要な参院全体の3分の2以上の議席獲得を目指すと表明しました。今の段階で、衆院だけでなく参院でも安倍政権に改憲の発議ができるだけの議席数を与えることは、望ましいと思いますか、望ましくないと思いますか。
安倍内閣を支持する層では、「望ましい」75.9%、「わからない」14.5%、「望ましくない」9.6%。支持しない層では、「望ましくない」68.1%、「望ましい」16.4%、「わからない」15.5%。どちらとも言えない層では、「わからない」46.8%、「望ましい」26.6%、「望ましくない」26.6%となり、各層で異なる結果になりました。
国際社会の制裁強化によって北朝鮮の核開発を阻止することができると思うか。
北朝鮮は1月6日、4度目の核実験を実施し、「初の水爆実験に成功した」と発表しました。それに対し、国連安全保障理事会では北朝鮮への制裁を強化する準備を進めています。国際社会の制裁強化によって北朝鮮の核開発を阻止することができると思いますか、思いませんか。
安倍内閣を支持する層では、「阻止できない」68.2%、「阻止できる」18.8%、「わからない」13.0%。支持しない層では、「阻止できない」66.0%、「わからない」19.6%、「阻止できる」14.4%。どちらとも言えない層では、「阻止できない」66.4%、「わからない」21.1%、「阻止できる」12.4%となり、各層で同じような結果となりました。
日本の景気は今年中に、「アベノミクス」によって回復すると思うか。
今年の取引が始まった1月4日から、株価は連続して急落し、円高も進んで、いずれも一時、ほぼ1年前の水準に逆戻りしました。日本の景気は今年中に、「アベノミクス」によって回復すると思いますか、思いませんか。
安倍内閣を支持する層では、「わからない」37.9%「回復する」35.7%、「回復しない」26.4%。支持しない層では、「回復しない」79.6%、「わからない」17.6%、「回復する」2.8%。どちらとも言えない層では、「回復しない」51.3%、「わからない」42.0%、「回復する」6.7%となり、安倍内閣を支持する層とそうではない層とで大きな違いがみられました。
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