Q3. 安倍内閣が憲法の解釈を変えて、他国への攻撃に自衛隊が武力で反撃することができると閣議決定したことで、日本はどうなると思いますか。
安倍内閣を支持する層では、「より安全になる」63.3%、「どちらともいえない」31.6%、「かえって危険になる」5.1%、支持しない層では、「かえって危険になる」65.2%、「どちらともいえない」27.9%、「より安全になる」6.8%、どちらともいえない層では、「どちらともいえない」55.4%、「かえって危険になる」26.0%、「より安全になる」18.6%の順となりました。
Q5. 集団的自衛権行使の閣議決定後、初の大型選挙となった13日の滋賀県知事選は、与党推薦候補が敗北しました。原発事故後初の10月の福島県知事選と、米軍基地問題が焦点の沖縄県知事選では、どんな結果を期待しますか。
安倍内閣を支持する層では、「与党系が勝った方がよい」75.9%、「わからない」21.3%、「野党系が勝った方がよい」2.9%、支持しない層では、「野党系が勝った方がよい」46.2%、「わからない」42.6%、「与党系が勝った方がよい」11.2%、どちらともいえない層では、「わからない」63.4%、「与党系が勝った方がよい」25.9%、「野党系が勝った方がよい」10.7%の順となりました。
Q7. 安倍首相は拉致問題解決のため北朝鮮訪問を模索していると報道されていますが、米政府は事前に相談するよう求めて牽制しています。あなたは首相の訪朝をどう考えますか。
安倍内閣を支持する層では、「拉致問題が全面解決できる場合に限って訪朝すべきだ」44.5%、「拉致問題を少しでも進展させられるなら訪朝した方がよい」31.8%、「北朝鮮に利用されるだけなので訪朝はやめた方がよい」19.3%、「その他」4.4%、支持しない層では、「拉致問題が全面解決できる場合に限って訪朝すべきだ」33.4%、「北朝鮮に利用されるだけなので訪朝はやめた方がよい」32.0%、「拉致問題を少しでも進展させられるなら訪朝した方がよい」27.8%、「その他」6.8%、どちらともいえない層では、「拉致問題が全面解決できる場合に限って訪朝すべきだ」39.0%、「拉致問題を少しでも進展させられるなら訪朝した方がよい」26.6%、「北朝鮮に利用されるだけなので訪朝はやめた方がよい」22.8%、「その他」11.6%の順となりました。
Q8. 東京都議会に続いて国会でも、女性議員が少子化問題で質問中に自民党の男性議員から「早く子供を産んで」とヤジを受けました。どうしてこのような女性を差別する発言が相次いでいると思いますか。
安倍内閣を支持する層では、「男性だけでなく女性自身も含めて無理解な意識がある」45.1%、「自民党に限らず男性には古い意識が根強い」25.8%、「その他」13.9%、「自民党は圧倒的与党として気が緩んでいる」9.8%、「自民党には女性の多様な生き方に無理解な意識が根強い」5.5%、支持しない層では、「自民党に限らず男性には古い意識が根強い」34.2%、「男性だけでなく女性自身も含めて無理解な意識がある」28.8%、「自民党には女性の多様な生き方に無理解な意識が根強い」14.5%、「自民党は圧倒的与党として気が緩んでいる」14.2%、「その他」8.4%、どちらともいえない層では、「自民党に限らず男性には古い意識が根強い」33.6%、「男性だけでなく女性自身も含めて無理解な意識がある」33.3%、「その他」14.3%、「自民党は圧倒的与党として気が緩んでいる」10.6%、「自民党には女性の多様な生き方に無理解な意識が根強い」8.3%の順となりました。
Q9. 日経平均株価は1万5千円台を維持していますが、総務省の発表では家計の消費支出は減り続けています。年初に比べてあなたの暮らし向きはどうなっていますか。
安倍内閣を支持する層では、「変わらない」62.8%、「悪くなっている」20.5%、「良くなっている」16.7%、支持しない層では「悪くなっている」55.9%、「変わらない」40.9%、「良くなっている」3.2%、どちらともいえない層では、「変わらない」53.9%、「悪くなっている」42.5%、「良くなっている」3.6%の順となりました。
Q1. 7月に入り、憲法解釈の変更による集団的自衛権の行使、拉致問題解決に向けた北朝鮮への制裁の一部解除など、外交・安保に関する重要な決定が相次いでいます。今、あなたは安倍内閣を支持しますか。
安倍内閣の支持率は、「支持する」が47.8%となり前月6月24日調査より2.5ポイントの増となりました。一方の「支持しない」25.0%は前月調査比1.8ポイントの減、「どちらともいえない」は27.2%で0.7ポイントの減となりました。 男女別にみると、「支持する」との回答の割合は、「男性(55.2%)」の方が「女性(40.0%)」より15.2ポイント多く、「どちらともいえない」との回答の割合は、「女性(31.5%)」の方が「男性(23.0%)」より8.5ポイント多いなど傾向に違いがみられました。
Q2. 安倍内閣で一番評価している政策はなんですか。
これまでのアンケートで毎回最も評価の高かった「日本経済の立て直し」に代わり、「外交・安全保障の強化」39.8%が前月調査比6.5ポイントの大幅増でトップとなりました。次いで「日本経済の立て直し」37.6%が前月調査比5.0ポイントの大幅減、「その他」12.5%(前月調査比0.7ポイント減)、「東日本大震災からの復興」6.3%(前月調査比0.4ポイント減)、「TPPへの参加」4.7%(前月調査比0.2ポイント減)、「教育の再生」4.0%(前月調査比0.3ポイント減)の順となりました。
Q3. 安倍内閣が憲法の解釈を変えて、他国への攻撃に自衛隊が武力で反撃することができると閣議決定したことで、日本はどうなると思いますか。
「より安全になる」37.0%、「どちらともいえない」36.9%がほぼ同率、「かえって危険になる」は26.1%で割れました。 男女別にみると、「より安全になる」との回答の割合は、「男性(45.3%)」の方が「女性(28.5%)」より16.8ポイント多く、逆に「かえって危険になる」との回答の割合は、「女性(31.7%)」の方が「男性(20.6%)」より11.1ポイント多いなど傾向に違いがみられました。 年代別では、年代が高くなるほど「より安全になる」との回答の割合が多く、「かえって危険になる」については、年代が低くなるほど回答の割合が多くなりました。
Q4. 安倍政権が集団的自衛権の行使容認に関する法案を来年の通常国会に一括して提出し、その審議も来春の統一地方選後に始める方針です。閣議決定から一年近く本格審議が行われないことをどう考えますか。
「関連法案が多いのでやむを得ない」24.6%、「安保政策の大転換なので秋の臨時国会から連日集中審議すべきだ」23.2%、「わからない」20.4%、「衆議院を解散して総選挙で国民に信を問うべきだ」18.1%、「そんなに緊急性がないのなら閣議決定を取り消した方がよい」13.8%で割れました。年代別では、年代が高くなるほど「関連法案が多いのでやむを得ない」、「安保政策の大転換なので秋の臨時国会から連日集中審議すべきだ」に関する回答の割合が多くなりました。
Q5. 集団的自衛権行使の閣議決定後、初の大型選挙となった13日の滋賀県知事選は、与党推薦候補が敗北しました。原発事故後初の10月の福島県知事選と、米軍基地問題が焦点の沖縄県知事選では、どんな結果を期待しますか。
「与党系が勝った方がよい」46.4%が最も多く、次いで「わからない」38.6%と続き、「野党系が勝った方がよい」は15.0%にとどまりました。 男女別にみると、「与党系が勝った方がよい」との回答の割合は、「男性(54.6%)」の方が「女性(37.9%)」より16.7ポイント多く、逆に「わからない」との回答の割合は、「女性(47.0%)」の方が「男性(30.4%)」より16.6ポイント多いなど傾向に違いがみられました。 年代別では、年代が高くなるほど「与党系が勝った方がよい」との回答の割合が多くなり、50代以上(58.9%)で6割近くに達しました。
Q6. 北朝鮮は日本人拉致被害者らの再調査開始と日本の制裁措置一部解除後も、日本海に弾道ミサイルの発射を続けています。この事態をどう考えますか。
「北朝鮮のミサイル・核開発は深刻な脅威なので制裁解除を止める」54.9%が最も多く5割を超えました。次いで「拉致問題の解決を優先して事実上黙認するしかない」25.0%、「わからない」20.1%となりました。
Q7. 安倍首相は拉致問題解決のため北朝鮮訪問を模索していると報道されていますが、米政府は事前に相談するよう求めて牽制しています。あなたは首相の訪朝をどう考えますか。
「拉致問題が全面解決できる場合に限って訪朝すべきだ」39.4%が最も多く、次いで「拉致問題を少しでも進展させられるなら訪朝した方がよい」28.7%、「北朝鮮に利用されるだけなので訪朝はやめた方がよい」23.3%、「その他」8.5%の順となりました。年代別では、年代が高くなるほど「拉致問題が全面解決できる場合に限って訪朝すべきだ」との回答の割合が多くなる傾向がみられました。
Q8. 東京都議会に続いて国会でも、女性議員が少子化問題で質問中に自民党の男性議員から「早く子供を産んで」とヤジを受けました。どうしてこのような女性を差別する発言が相次いでいると思いますか。
「男性だけでなく女性自身も含めて無理解な意識がある」37.0%が最も多く、次いで「自民党に限らず男性には古い意識が根強い」29.2%、「その他」15.0%、「自民党は圧倒的与党として気が緩んでいる」10.6%、「自民党には女性の多様な生き方に無理解な意識が根強い」8.3%の順となりました。 男女別にみると、「自民党に限らず男性には古い意識が根強い」との回答の割合は、「女性(35.8%)」の方が「男性(22.8%)」より13.0ポイント多いなど傾向に違いがみられました。 年代別では、年代が高くなるほど「自民党に限らず男性には古い意識が根強い」との回答の割合が多くなる傾向がみられました。
Q9. 日経平均株価は1万5千円台を維持していますが、総務省の発表では家計の消費支出は減り続けています。年初に比べてあなたの暮らし向きはどうなっていますか。
「変わらない」54.5%が最も多く5割を超え、次いで「悪くなっている」35.5%となり、「良くなっている」10.1%は1割にとどまりました。
Q10. 通信教育大手ベネッセの顧客情報が大量に流出した問題で、そのデータを金目当てに名簿屋に売った外部業者の派遣社員が逮捕されました。あなたは個人情報の外部流出や目的外使用で被害を受けたことがありますか。
「被害を受けたことはない」50.7%が最も多く5割に達しました。その一方で、「被害を受けたことがある」も25.6%見られ、「わからない」も23.7%となりました。
Q11. サッカーワールドカップのブラジル大会で、日本は目標のベスト8どころか、予選リーグで1分け2敗で敗退しました。4年後のロシア大会ではどこまで期待できると思いますか。
「また予選で敗退する」が最も多く46.2%と抜きんでました。以下「決勝トーナメントには進める」19.6%、「大会への出場も難しい」19.1%、「その他」15.1%で割れました。
Q12. 今、あなたが支持している政党はどこですか。
前月の調査で5.6%の大幅減となった「自民党」ですが、今月は前月比3.7%の増の41.2%となりました。次いで「支持政党なし」37.0%(前月調査比6.5ポイント減)、「共産党」3.5%(前月調査比0.2ポイント増)が前月に続いて野党第1党を維持しました。分党する「日本維新の会」については、「日本維新の会(橋下派)」、「次世代の党(日本維新の会 石原派)」がともに3.0%で並びました。「民主党」2.4%(前月調査比0.5ポイント増)、「みんなの党」2.0%(前月調査比0.1ポイント増)、「その他の政党」2.0%(前月調査比0.2ポイント増)が同率で並び、社民党1.3%(前月調査比0.6ポイント増)、「公明党」1.8%(前月調査比0.1ポイント増)、「結いの党」1.4%(前月調査比0.1ポイント減)、「生活の党」0.6%(前月調査比0.6ポイント減)、「新党改革」0.3%(前月調査比0.9ポイント減)の順となりました。 男女別にみると、「支持政党なし」との回答の割合は、「女性(43.4%)」の方が「男性(30.7%)」より12.7ポイント多いなど傾向に違いが見られました。 年代別では、年代が高くなるほど「支持政党なし」との回答の割合が少なくなる傾向がみられました。