Q1. 菅内閣を支持しますか。
菅内閣の支持率は、「支持する」が9.9%(前月9月30日調査比2.5ポイント減)、「支持しない」が58.4%(前月調査比5.9ポイントの大幅増)となりました。「どちらともいえない」は31.6%でした。
支持政党別では「民主党支持層」の50.6%が菅内閣を「支持する」、「どちらともいえない」37.9%、「支持しない」はわずか11.6%となっています。
「支持政党なし」の無党派層でみると、「支持しない」54.1%がもっとも多く、次いで「どちらともいえない」41.7%、「支持する」4.2%となりました。
また、Q6との重ねあわせで見ると、政治に関する情報を「新聞報道」からもっとも多く入手する層では、17.7%が菅内閣を「支持」し、「支持しない」は48.3%となりました。
「TV報道」からもっとも多く入手する層では、「支持する」が15.1%、「支持しない」は35.8%となりました。「インターネット」からもっとも多く入手する層においては、菅内閣を「支持しない」75.9%が「支持する」4.7%を大きく上回る結果となりました。
男女別にみると、「支持しない」との回答の割合は、「男性(63.8%)」の方が「女性(52.9%)」より10.9ポイント多く、「どちらともいえない」との回答の割合は、「女性(37.4%)」の方が「男性(26.0%)」より11.4ポイント多いなど、傾向に違いが見られました。
年代別では、50代以上で「支持する(15.5%)」との回答の割合が多く、一方の「支持しない」との回答の割合は30代(62.4%)で抜きん出る結果となりました。
Q2. いま、どの政党を支持していますか。
「支持政党なし(無党派層)」がもっとも多く34.3%(前月調査比0.8ポイント増)、次いで「自民党」34.0%(前月調査比0.3ポイント増)、「民主党」11.1%(前月調査比1.4ポイント減)となりました。「みんなの党」は8.2%(前月調査比0.2ポイント減)、「たちあがれ日本」3.5%(前月調査比0.3ポイント増)、共産党2.8%(前月比0.1ポイント増)となりました。
男女別にみると、「支持政党なし(無党派層)」との回答の割合は、「女性(38.0%)」の方が「男性(30.7%)」より7.3ポイント多い結果となりました。
年代別では、「自民党」と回答した割合は30代(35.7%)で多く、「民主党」については50代以上(16.1%)と10代以下(16.1%)が他の年代に比べて回答の割合が多くなっています。また、年代が低くなるほど「支持政党なし(無党派層)」との回答の割合が多くなる傾向が見られました。
Q3. 事業仕分け第3弾が明日からスタートしますが、関心はありますか。ありませんか。
事業仕分け第3弾への関心の有無については、「関心がある(42.2%)」がもっとも多く、次いで「関心がない」33.6%、「どちらともいえない」は24.2%となりました。
支持政党別でみると、「民主党支持層」は「関心がある」67.3%、「どちらともいえない」21.0%、「関心がない」11.7%、「自民党支持層」では「関心がない」40.5%、「関心がある」38.3%、「どちらともいえない」21.2%、「無党派層」では「関心がある」38.1%、「関心がない」35.4%、「どちらともいえない」26.6%となり、支持政党によって回答に違いが見られました。
男女別では、「関心がない」との回答の割合は「男性(36.7%)」の方が「女性(30.4%)」より6.3ポイント多いなど傾向に違いが見られました。
年代別で大きな差は見られませんでした。
Q4. 明日から4日間にわたって行われる事業仕分けは、外部からのチェックが難しいとされる「特別会計」が対象となっています。仕分け作業を通した隠れ資産(埋蔵金)や隠れ借金(埋蔵借金)の実態解明に期待しますか。しませんか。
27日から4日間にわたって行われる事業仕分けの特別会計の実態解明については、「期待しない(44.5%)」がもっとも多く、ついで「期待する」34.7%、「どちらともいえない」20.7%となりました。
これを支持政党別でみると、「民主党支持層」では「期待する」69.2%、「どちらともいえない」17.6%、「期待しない」13.3%、「自民党支持層」では「期待しない」59.7%、「期待する」22.2%、「どちらともいえない」18.1%、「無党派層」では「期待しない」43.9%、「期待する」34.8%、「どちらともいえない」21.3%と、「民主党支持層」と、その他の層で回答に違いが見られました。
男女別では、「期待しない」との回答の割合は「男性(47.4%)」の方が「女性(41.6%)」より5.8ポイント多いなど傾向に違いが見られました。
年代別で大きな差は見られませんでした。
Q5. 前回第2弾に引き続き、事業仕分け第3弾も、ニコニコ動画を含む協力事業者によって全編ノーカットでインターネットライブ中継されます。こうした取組についてどう思いますか。
前回第2弾に引き続き、事業仕分け第3弾もニコニコ動画を含む協力事業者によって全編ノーカットでインターネットライブ中継されることについては、「評価できる(66.8%)」が6割を超えました。次いで「どちらともいえない」22.7%、「評価できない」は10.5%にとどまりました。
「民主党支持層」では「評価できる」77.3%、「どちらともいえない」17.6%、「評価できない」5.1%、「自民党支持層」では「評価できる」68.1%、「どちらともいえない」21.2%、「評価できない」10.7%、「無党派層」では「評価できる」65.3%、「どちらともいえない」24.3%、「評価できない」10.4%となり、支持政党に関わらず、それぞれ「評価できる」がもっとも多くなる結果となりました。
男女間で大きな差は見られませんでした。
年代別では、「評価できる」と回答した割合は30代(69.0%)、40代(68.6%)で7割近くに達し、他の年代に比べ抜きん出る結果となりました。
Q6. 政治に関する情報は、どの媒体から、最も多く入手しますか。
政治に関する情報をどの媒体からもっとも多く入手するかについては、「インターネット」51.3%と前月調査に比べ1.4ポイントの増、次いで「TV報道」が31.3%と前月調査に比べ2.9ポイントの減となりました。「新聞報道」は11.3%(前月調査比1.1ポイント増)となりました。
支持政党別でみると、「民主党支持層」が最も政治に関する情報を入手する媒体は「TV報道」48.8%で前月調査より0.1ポイントの増となりました。次いで「インターネット」28.3%は前月調査比0.8ポイントの減、「新聞報道」19.3%(前月調査比1.3ポイント増)の順となりました。
一方「自民党支持層」では、「インターネット」が70.3%で前月調査より0.7ポイントの増となり、次いで「TV報道」17.6%(前月調査比1.6ポイント減)、「新聞報道」9.5%(前月調査比1.1ポイント増)と民主党支持層との違いがみられました。
「無党派層」では、「インターネット」が45.8%で前月調査より1.3ポイントの増、「TV報道」が38.3%で3.4ポイントの減、「新聞報道」11.0%(前月調査比1.6ポイント増)の順となりました。
男女別では、「インターネット」との回答の割合は、「男性(55.7%)」の方が「女性(46.7%)」より9.0ポイント多く、「TV報道」との回答の割合は、「女性(37.5%)」の方が「男性(25.3%)」より12.2ポイント多いなど、傾向に大きな違いが見られました。
年代別では、「インターネット」との回答の割合は「30 代(56.6%)」、「40代(52.4%)」で5割を超え、他の年代に比べ抜きん出る結果となりました。