Q1. 野田内閣を支持しますか。支持しませんか。
9月2日に野田内閣が発足してから初の内閣支持率調査結果は、「どちらともいえない」が48.3%ともっとも多く、「支持しない」が38.3%、「支持する」が13.4%となりました。 支持政党別では「民主党支持層」の54.7%が野田新首相を「支持する」、「どちらともいえない」36.2%、「支持しない」9.1%となりました。「支持政党なし」の無党派層でみると、「どちらともいえない」58.8%、「支持しない」31.2%、「支持する」10.0%となりました。 男女別にみると、「支持しない」との回答の割合は、「男性(43.8%)」の方が「女性(32.6%)」より11.2ポイント多く、「どちらともいえない」との回答の割合は、「女性(53.9%)」の方が「男性(42.9%)」より11.0ポイント多いなど、傾向に違いが見られました。 年代別では、50 代以上で「支持しない」48.7%との回答の割合が多くなりました。 一方、「支持する」との回答の割合は年代間で大きな差は見られませんでした。
Q2. 野田政権で期待する閣僚は誰ですか。何人でもお選びください。(選択肢の表示に限りがあります。ご了承ください ※敬称略)
野田政権で期待する閣僚については、「枝野幸男 経済産業相」が21.3%ともっとも多く、次いで「玄葉光一郎 外相」7.3%、「細野豪志 原発担当相兼環境相」6.3%となりました。また、「期待する閣僚はいない」は62.6%にのぼりました。 男女間で大きな差は見られませんでしたが、年代別では、「枝野幸男 経済産業相」については年代が低くなるほど「期待する」との回答の割合が多くなる傾向が見られました。
Q3. 閣僚以外で期待する国会議員は誰ですか。何人でもお選びください。(選択肢の表示に限りがあります。ご了承ください ※敬称略)
閣僚以外で期待する国会議員については、「麻生太郎」が36.1%ともっとも多く、次いで「石破茂」27.4%、「小泉進次郎」26.3%となりました。また、「期待する国会議員はいない」は25.2%でした。男女別にみると、「石破茂」との回答の割合は、「男性(32.0%)」の方が「女性(22.8%)」より9.2ポイント多い傾向が見られました。 年代別では、「麻生太郎」との回答の割合は30 代(39.6%)で抜きん出る結果となりました。
Q4. いま、どの政党を支持していますか。
「支持政党なし(無党派層)」がもっとも多く44.3%(前月調査比2.0ポイント増)、次いで「自民」33.8%(前月調査比0.3ポイント増)、「民主党」7.1%(前月調査比1.1ポイント減)となりました。「みんなの党」は4.8%(前月調査比0.1ポイント増)、「たちあがれ日本(前月比0.2ポイント増)」は2.9%となり、前月比0.4ポイントの減となった「共産党」2.6%を抜きました。 男女別にみると、「支持政党なし(無党派層)」との回答の割合は、「女性(48.0%)」の方が「男性(40.8%)」より7.2ポイント多い結果となりました。 年代別では、「民主党」と回答した割合は10代以下を除き、50代以上(9.3%)が他の年代に比べて回答の割合が多くなっています。また、年代が低くなるほど「支持政党なし(無党派層)」との回答の割合が多くなる傾向が見られました。
Q5. 小沢一郎民主党元代表の資金管理団体の土地購入などをめぐり、政治資金規正法違反(虚偽記載)罪に問われた石川知裕被告ら元秘書3人の東京地裁の判決についてどう思いますか。
小沢一郎民主党元代表の資金管理団体の土地購入などをめぐり、政治資金規正法違反(虚偽記載)罪に問われた元秘書3人の東京地裁の判決については、「納得できる」45.1%、「どちらともいえない」26.4%、「納得できない」15.9%、となりました。また、「その裁判は知らない」は12.6%となりました。 支持政党別に見ると、民主党支持層では「納得できる判決」37.6%、「どちらともいえない」34.7%、「納得できない判決」18.7%、自民党支持層では「納得できる判決」59.8%、「どちらともいえない」20.5%、「納得できない判決」12.8%、無党派層では「納得できる判決」37.4%、「どちらともいえない」29.8%、「納得できない判決」16.2%となりました。 男女間で大きな差は見られませんでしたが、年代別みると20代は他の年代より「納得できる」との回答の割合が少なくなりました。
Q6. 東京電力の福島第1原子力発電所の事故発生から7ヶ月がたとうとしていますが、日常生活における放射性物質の影響についてどう感じていますか。
日常生活における放射性物質の影響についてどう感じているかについては、「いまだに不安に思う」59.7%ともっとも多く、次いで「どちらともいえない」23.2%、「もう不安には思わない」17.1%となりました。 男女間で大きな差は見られませんでしたが、年代別では、「いまだに不安に思う」との回答の割合は30 代(63.4%)で抜きん出る結果となりました。
Q7. 政府は年内を目標に、福島第1原発の安定的な冷温停止を目指しています。これを達成できると思いますか。思いませんか。
年内の福島第1原発の安定的な冷温停止の達成については、「達成できると思わない」58.0%がもっとも多く、次いで「どちらともいえない」26.4%、「達成できると思う」15.6%となりました。 男女間で大きな差は見られませんでしたが、年代別では、「達成できるとは思わない」との回答の割合が20 代(62.1%)で抜きん出る結果となりました。また10代以下を除き、年代が高くなるほど「達成できると思う」との回答の割合が多くなる傾向が見られました。