Q4. 安倍首相はIOC総会で、福島第1原発の汚染水問題について、「完全にブロックされている」「コントロール下にある」と言明しました。あなたはその実態をどうみていますか。
安倍内閣を支持する層でみると、「汚染水の一部が海に流出しているものの、ほとんど影響はない」38.7%と「すでに海洋汚染が相当進んでいる」36.8%とがほぼ同率で並びました。「その他」15.5%、「首相の発言どおり安全だ」9.0%となりました。支持しない層では、「すでに海洋汚染が相当進んでいる」77.9%が抜きん出ました。次いで「汚染水の一部が海に流出しているものの、ほとんど影響はない」10.7%、「その他」9.7%、「首相の発言どおり安全だ」1.7%となりました。 どちらともいえない層では「すでに海洋汚染が相当進んでいる」64.5%が6割を超え、次いで「その他」21.2%、「汚染水の一部が海に流出しているものの、ほとんど影響はない」13.3%、「首相の発言どおり安全だ」1.0%となりました。
Q5. .2020年の東京五輪までに福島第1原発事故の影響で、東京はどんな状態になっていると思いますか。
安倍内閣を支持する層でみると、「東京の安全は十分に確保されている」46.2%が最も多く、次いで「事故の影響はかなりあるが、東京はなんとか安全だ」39.9%、「その他」7.4%、「放射能汚染が拡大して東京も安全ではなくなる」6.5%、支持しない層では「事故の影響はかなりあるが、東京はなんとか安全だ」39.9%と「放射能汚染が拡大して東京も安全ではなくなる」35.7%が並び、「その他」14.8%、「東京の安全は十分に確保されている」9.7%となりました。どちらともいえない層では「事故の影響はかなりあるが、東京はなんとか安全だ」49.4%が5割近くに達し、次いで「その他」17.9%、「放射能汚染が拡大して東京も安全ではなくなる」17.1%、「東京の安全は十分に確保されている」15.5%となりました。
Q6. 東京五輪の開催決定で日本の景気は今後よくなると思いますか。
安倍内閣を支持する層でみると、「よくなる」84.1%が8割を超え、「悪くなる」1.5%、「変わらない」10.1%を大きく引き離しました。支持しない層では、「よくなる」35.5%、「悪くなる」21.0%、「変わらない」33.7%、どちらともいえない層では「よくなる」55.4%、「悪くなる」7.1%、「変わらない」24.4%となりました。
Q7. 安倍首相は来年4月から予定どおり消費税率を今の5%から8%に引き上げる方針です。引き上げによりあなたの暮らしはどうなると思いますか。
安倍内閣を支持する層でみると、「苦しくなる」72.1%、「変わらない」22.6%、「よくなる」1.6%、支持しない層では、「苦しくなる」83.6%、「変わらない」10.5%、「よくなる」2.5%、どちらともいえない層では「苦しくなる」80.0%、「変わらない」11.6%、「よくなる」2.2%となりました。
Q1. 10月15日に臨時国会が召集され、参議院選挙後初めての国会審議が始まる予定です。 今、あなたは安倍内閣を支持しますか。
安倍内閣の支持率については、「支持する」56.1%(前月8月27日調査比2.2ポイント増)、「どちらともいえない」29.8%(前月調査比1.8ポイント減)、「支持しない」14.0%(前月調査比0.5ポイント減)となりました。男女別にみると、「支持する」との回答の割合は、「男性(62.7%)」の方が「女性(49.4%)」より13.3ポイント多く、「どちらともいえない」との回答の割合は逆に、「女性(35.6%)」の方が「男性(24.2%)」より11.4ポイント多いなど傾向に違いが見られました。
Q2. 安倍内閣で一番評価している政策はなんですか。
「日本経済の立て直し」47.5%(前月調査比2.0ポイント増)が最も多く、次いで「外交・安全保障の強化」25.9%(前月調査比0.1ポイント増)、「その他」11.0%(前月調査比2.3ポイント減)、「東日本大震災からの復興」7.5%(前月調査比1.5ポイント増)、続いて「TPPへの参加」4.7%(前月調査比0.8ポイント減)、「教育の再生」3.5%(前月調査比0.3ポイント減)となりました。
Q3. 先のIOC(国際オリンピック委員会)総会で、2020年のオリンピックが東京で開催されることに決まりました。東京開催をどう思いますか。
「東京開催が決まった以上、なんとしても成功させたい」49.4%が最も多く、5割近くに達しました。次いで「他に優先すべき政策課題があるので喜べない」27.0%、「無条件に大変よい」15.7%、「その他」7.8%となりました。 男女別にみると、「無条件に大変よい」との回答の割合は、「男性(19.2%)」の方が「女性(12.2%)」より7.0ポイント多く、「他に優先すべき政策課題があるので喜べない」との回答の割合は逆に、「女性(31.0%)」の方が「男性(23.1%)」より7.9ポイント多いなど傾向に違いが見られました。
Q4. 安倍首相はIOC総会で、福島第1原発の汚染水問題について、「完全にブロックされている」「コントロール下にある」と言明しました。あなたはその実態をどうみていますか。
「すでに海洋汚染が相当進んでいる」50.3%が最も多く5割に達しました。次いで「汚染水の一部が海に流出しているものの、ほとんど影響はない」26.9%、「その他」17.1%となりました。「首相の発言どおり安全だ」は5.7%にとどまりました。 男女別にみると、「すでに海洋汚染が相当進んでいる」との回答の割合は、「女性(54.2%)」の方が「男性(46.6%)」より7.6ポイント多く、「汚染水の一部が海に流出しているものの、ほとんど影響はない」との回答の割合は逆に、「男性(31.2%)」の方が「女性(22.5%)」より8.7ポイント多いなど傾向に違いが見られました。 年代別では10代以下をのぞき、年代が低くなるほど「すでに海洋汚染が相当進んでいる」との回答の割合が多くなり、「汚染水の一部が海に流出しているものの、ほとんど影響はない」との回答の割合は逆に、年代が高くなるほど多くなる傾向がみられました。
Q5. 2020年の東京五輪までに福島第1原発事故の影響で、東京はどんな状態になっていると思いますか。
「事故の影響はかなりあるが、東京はなんとか安全だ」41.8%が最も多く、次いで「東京の安全は十分に確保されている」31.5%、「放射能汚染が拡大して東京も安全ではなくなる」14.1%、「その他」12.6%となりました。 男女別にみると、「東京の安全は十分に確保されている」との回答の割合は、「男性(36.7%)」の方が「女性(26.3%)」より10.4ポイント多く、傾向に違いが見られました。 年代別では10代以下をのぞき、年代が高くなるほど「東京の安全は十分に確保されている」との回答の割合が多くなり、「放射能汚染が拡大して東京も安全ではなくなる」との回答の割合は逆に、年代が低くなるほど多くなる傾向がみられました。
Q6. 東京五輪の開催決定で日本の景気は今後よくなると思いますか。
「ある程度よくなる」50.9%が最も多く、「非常によくなる」10.7%との合計で61.6%に達しました。 一方、「悪くなる」は8.1%(非常に悪くなる4.7%、少し悪くなる3.4%の合計)にとどまりました。「変わらない」は16.2%、「わからない」は14.1%となりました。
Q7. 安倍首相は来年4月から予定どおり消費税率を今の5%から8%に引き上げる方針です。 引き上げによりあなたの暮らしはどうなると思いますか。
「少し苦しくなる」39.2%が最も多く、「とても苦しくなる」30.3%との合計で69.5%に達しました。次いで「変わらない」15.9%、「わからない」10.7%と続きました。一方、「よくなる」は3.8%(「とてもよくなる」2.4%、「少しよくなる」1.4%の合計)にとどまりました。
Q8. 政府が沖縄県の尖閣諸島を国有化してから9月11日で1年経ちましたが、日中間の緊張状態が続いています。日本はまず、尖閣問題で中国にどう対応すべきですか。
「日本の正しさを国際社会に訴える情報戦を強化する」53.4%が5割を超えました。次いで「中国に対抗して防衛力を強化する」27.5%、「外交チャンネルによる対話を実現する」13.0%と続き、「その他」6.1%となりました。 男女別にみると、「中国に対抗して防衛力を強化する」との回答の割合は、「男性(31.8%)」の方が「女性(23.0%)」より8.8ポイント多くなりました。年代別では、年代が高くなるほど「中国に対抗して防衛力を強化する」との回答の割合が多くなる傾向がみられました。
Q9. 東京都教育委員会は2012年度に公立小中高校などで児童・生徒に体罰を加えた教職員ら259人を処分しました。停職~口頭注意の大量処分をどうみますか。
「今回の処分は妥当だ」32.9%、「体罰は教育的指導の側面もあるので処分は厳しすぎる」31.2%がほぼ同率で並びました。次いで「もっと厳しい処分をすべきだ」22.3%、「その他」13.6%の順となりました。
Q10. 学校での体罰は一切許すべきではないのか、あるいはどこまでなら教育的指導として許されると思いますか。
「その他」26.7%が最も多く、「平手で1~2回なぐるのは許される」22.8%、「程度や方法のいかんにかかわらず、一切許されない」18.1%、「わからない」13.4%、「暴言くらいはかまわない」8.2%、「竹刀、定規など道具でなぐるのは許される」5.6%、「壁などに押し付ける程度なら仕方がない」5.3%の順となりました。 男女別にみると、「平手で1~2回なぐるのは許される」との回答の割合は、「男性(28.8%)」の方が「女性(16.5%)」より12.3ポイント多くなりました。
Q11. 今、あなたが支持している政党はどこですか。
「自民党」47.3%(前月調査比2.1ポイント増)」が引き続き抜きん出ています。次いで「支持政党なし」29.7%(前月調査比0.1ポイント減)、前月に続き共産党が6.2%(前月調査比0.4ポイント増)で野党第1党を維持しました。次いで「みんなの党」4.6%(前月調査比0.4ポイント減)、「日本維新の会」4.2%(前月調査比0.5ポイント減)、「民主党」2.9%(前月調査比0.1ポイント減)、「公明党」2.4%(前月調査に同じ)、「その他の政党」1.3%(前月調査比0.9ポイント減)、「社民党」「社民党」0.7%(前月調査比0.4ポイント減)、「生活の党」0.6%(前月調査に同じ)、「新党改革」0.2%(前月調査比0.6ポイント減)となりました。 男女別にみると、「支持政党なし」との回答の割合は、「女性(34.6%)」の方が「男性(24.9%)」より9.7ポイント多いなど傾向に違いが見られました。