政治社会

私的録音録画補償金制度について

実施日
2008/12/21 21:00頃
参加者数
61,160人

私的録音録画には「クリエータ等への補償金の支払が必要であることを知らなかった」62%


女性の方が大容量機器への補償金に理解

Q4. 今日では、パソコンや携帯音楽プレーヤーなど、大容量の機器を用いて私的録音録画が行われています。これらもデジタル方式の録音録画機器であるので、従来のMDやDVDと同様に、クリエータ等に補償金を支払うべきだと思いますか。

「支払っても良いが、払う金額による」という回答が、男性では47.1%に対し、女性では56.8%となり、女性のほうが、金額によっては大容量の機器への補償金に理解があるようです。

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補償金を支払うべきでない理由「分配が不透明」36.9%

Q5. ひとつ前の設問で、支払うべきとは思わないと答えた方は、理由は次のうちどれですか。

「分配が不透明」と回答したユーザーが36.9%と最も多く、次いで「CDの価格やレンタル代にコピー代も含まれる」が20.0%となりました。

年代別で見ると、「分配が不透明」と回答したユーザーは、20代は40.2%、30代は43.7%と20代、30代に多く、10代以下のユーザーは「補償金の必要性が分からない」15.4%、「CDの価格やレンタル代にコピー代も含まれる」21.4%と回答する傾向があったようです。

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コピーガード、「違法利用する人がいるのであってもやむを得ない」42.6%

Q10. 著作権保護技術(コピーガード)は、コピーが簡単なデジタルの世界では、違法な利用を防止する重要な役割があると、クリエータ等は考えています。あなたは、コピーガードについてどのようにお考えですか。

「違法利用する人がいるのであってもやむを得ない」と答えた人が全体の42.6%でした。

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64.7%のユーザーが著作権保護技術(SCMS)を知らない

Q11. 音楽CDには、1世代目のコピーは何枚でも作れますが、コピーしたものからのコピーは作れない、という著作権保護技術(SCMS)が当初から施されていることをご存知ですか。

全体のユーザーのうち、「知っている」と答えたのが35.2%で、「知らない」と答えたユーザーが64.7%という結果になりました。

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テレビ番組のコピーディスクを10枚全く作らない76.1%

Q14. こうしたことを防ぐために、デジタル放送の分野では、「ダビング10」というルールが消費者、メーカー、クリエータ等、放送事業者の合意として導入されました。これは、録画したテレビ番組を10枚のDVDやブルーレイ・ディスクにコピーすることができるというものですが、あなたは、ふだんテレビ番組のコピーディスクを10枚作りますか。

「全く作らない」と答えたユーザーが76.1%でした。テレビ番組のコピーディスクを10枚作るユーザーは少ないようです。

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アンケート内容

Q1. デジタル方式で行う私的録音録画には、著作者やアーティスト、レコード製作者等(以下「クリエータ等」)への補償金の支払が必要であることを知っていますか。
  1. 知っている
  2. 知らない
Q2. 現状では、権利者への補償金は、機器や媒体の価格に上乗せされており、それらのメーカーがあなたに代わってクリエータ等に対して支払っていることを知っていますか。
  1. 知っている
  2. 知らない
Q3. それら補償金の支払い義務が、法律上あなたにあることをご存知でしたか。
  1. 知っている
  2. 知らない
Q4. 今日では、パソコンや携帯音楽プレーヤーなど、大容量の機器を用いて私的録音録画が行われています。これらもデジタル方式の録音録画機器であるので、従来のMDやDVDと同様に、クリエータ等に補償金を支払うべきだと思いますか。
  1. 支払うべきである
  2. 支払っても良いが、払う金額による
  3. 支払うべきとは思わない
Q5. ひとつ前の設問で、支払うべきとは思わないと答えた方は、理由は次のうちどれですか。
  1. 補償金の必要性がわからない
  2. 分配が不透明
  3. 自分が買ったものなのだから自分の自由であるはず
  4. CDの価格やレンタル代にコピー代も含まれている
  5. その他
Q6. ヨーロッパでは、多くの国で携帯音楽プレーヤーや、データ用CD-R・DVD-Rなどが補償金の支払対象となっていることをご存知でしたか。
  1. 知っている
  2. 知らない
Q7. 日本では補償金制度に反対しているメーカーが、ヨーロッパでこれら機器等を販売する際、補償金を支払っていることをご存じでしたか。
  1. 知っている
  2. 知らない
Q8. こうした事実により、例えば、フランスでは国民一人あたりの年間の補償金負担額は400円ほどですが、日本では28円ほどです(2007年度)。国によってクリエータ等に還元される補償金の額に大きな違いがあることをご存じでしたか。
  1. 知っている
  2. 知らない
Q9. また、補償金制度のある国々では、日本以外すべて、法律上の補償金支払い義務者がメーカーや輸入業者であることをご存知でしたか。
  1. 知っている
  2. 知らない
Q10. 著作権保護技術(コピーガード)は、コピーが簡単なデジタルの世界では、違法な利用を防止する重要な役割があると、クリエータ等は考えています。あなたは、コピーガードについてどのようにお考えですか。
  1. 必要
  2. 違法利用する人がいるのであってもやむを得ない
  3. 違法利用する人は多数ではないので不要
  4. 不要
Q11. 音楽CDには、1世代目のコピーは何枚でも作れますが、コピーしたものからのコピーは作れない、という著作権保護技術(SCMS)が当初から施されていることをご存知ですか。
  1. 知っている
  2. 知らない
Q12. 現在の補償金制度は、この音楽CDの著作権保護技術を前提として導入されたことをご存知ですか。
  1. 知っている
  2. 知らない
Q13. MDではこの著作権保護技術が有効でしたが、パソコン上では事実上無効となり、デジタルによる私的録音がクリエータ等の想像をはるかに超える量になってしまったことが、現在の補償金制度を見直す動きの大きな要因であることをご存知でしたか。
  1. 知っている
  2. 知らない
Q14. こうしたことを防ぐために、デジタル放送の分野では、「ダビング10」というルールが消費者、メーカー、クリエータ等、放送事業者の合意として導入されました。これは、録画したテレビ番組を10枚のDVDやブルーレイ・ディスクにコピーすることができるというものですが、あなたは、ふだんテレビ番組のコピーディスクを10枚作りますか。
  1. 作る
  2. ときどき作る
  3. あまり作らない
  4. 全く作らない
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