Q4. 今日では、パソコンや携帯音楽プレーヤーなど、大容量の機器を用いて私的録音録画が行われています。これらもデジタル方式の録音録画機器であるので、従来のMDやDVDと同様に、クリエータ等に補償金を支払うべきだと思いますか。
「支払っても良いが、払う金額による」という回答が、男性では47.1%に対し、女性では56.8%となり、女性のほうが、金額によっては大容量の機器への補償金に理解があるようです。
Q5. ひとつ前の設問で、支払うべきとは思わないと答えた方は、理由は次のうちどれですか。
「分配が不透明」と回答したユーザーが36.9%と最も多く、次いで「CDの価格やレンタル代にコピー代も含まれる」が20.0%となりました。
年代別で見ると、「分配が不透明」と回答したユーザーは、20代は40.2%、30代は43.7%と20代、30代に多く、10代以下のユーザーは「補償金の必要性が分からない」15.4%、「CDの価格やレンタル代にコピー代も含まれる」21.4%と回答する傾向があったようです。
Q10. 著作権保護技術(コピーガード)は、コピーが簡単なデジタルの世界では、違法な利用を防止する重要な役割があると、クリエータ等は考えています。あなたは、コピーガードについてどのようにお考えですか。
「違法利用する人がいるのであってもやむを得ない」と答えた人が全体の42.6%でした。
Q11. 音楽CDには、1世代目のコピーは何枚でも作れますが、コピーしたものからのコピーは作れない、という著作権保護技術(SCMS)が当初から施されていることをご存知ですか。
全体のユーザーのうち、「知っている」と答えたのが35.2%で、「知らない」と答えたユーザーが64.7%という結果になりました。
Q14. こうしたことを防ぐために、デジタル放送の分野では、「ダビング10」というルールが消費者、メーカー、クリエータ等、放送事業者の合意として導入されました。これは、録画したテレビ番組を10枚のDVDやブルーレイ・ディスクにコピーすることができるというものですが、あなたは、ふだんテレビ番組のコピーディスクを10枚作りますか。
「全く作らない」と答えたユーザーが76.1%でした。テレビ番組のコピーディスクを10枚作るユーザーは少ないようです。