Q1. 麻生内閣を支持しますか。
麻生内閣の支持率は36.5%となり、「不支持」29.5%を上回りました。
男女別にみると、「支持する」との回答の割合は、男性(42.7%)の方が女性(28.1%)より14.6ポイント多く、また「どちらともいえない」との回答の割合は、女性(44.8%)の方が男性(33.1%)より11.7ポイント多いなど、傾向に大きな違いが見られました。
年代別では「支持する」との回答の割合が30代(42.2%)と20代(41.3%)で多く、他の年代に比べ抜きん出ています。
また、10代以下を除き、年代が高くなるほど、「支持しない」とする回答の割合が高くなる傾向が見られ、40代以上では「不支持」が「支持」を上回りました。
Q2. いま、どの政党を支持していますか。
いま、支持する政党では「自民党」が36.1%、「民主党」は14.8%となりました。「自民党」と「民主党」との差は21.3ポイントとなっています。共産党は3.7%、公明党は2.0%で、「支持政党なし(無党派層)」は39.2%となりました。
男女別にみると、「自民党」との回答の割合は、男性(40.5%)の方が女性(31.7%)より8.8ポイント多く、また「支持政党なし」との回答の割合は、女性(46.8%)の方が男性(35.6%)より11.2ポイント多いなど、傾向に大きな違いが見られました。それ以外については男女で大きな違いは見られませんでした。
年代別では、10代以下をのぞき、年代が低いほど「自民党」と回答した割合が多くなり、最多の20代で(39.5%)となっています。一方の「民主党」は自民党とは逆に、年代が高くなるにつれ支持の割合が高くなり、50代以上で24.8%となりました。
また年代が低いほど「支持政党なし」との回答の割合が多くなり、最多の20代で38.5%となっています。
Q3. 27日、麻生太郎首相と民主党の鳩山由紀夫代表による初の党首討論が行われました。どちらが優勢だったと思いますか。
27日に行われた党首討論についてどちらが優勢だったと思うかについては、「麻生首相(30.1%)」が、「鳩山代表(11.3)%」を大きく上回りました。「引き分け」は18.2%でした。一方、「そのニュースを見ていない」との回答は40.3%となっています。
男女別にみると、「麻生首相」との回答の割合は、男性(32.9%)の方が女性(21.1%)より11.8ポイント多く、傾向に大きな違いが見られました。
年代別でみると、「麻生首相」と回答した割合が最多(34.4%)だったのは30代で、「鳩山代表」と回答した割合が最多(18.7%)だったのは50代以上でした。
無党派層でみると、「引き分け(21.7%)」が最も多く、ついで「麻生首相」16.6%、「鳩山代表」8.1%の順となり、「総合」の結果とは大きく異なっています。「そのニュースを見ていない」は53.6%でした。
Q4. 衆参両院の申し合わせにより、国会では自民党と民主党だけで党首討論が行われています。今後の党首討論のあり方に何を望みますか。(複数回答可)
今後の党首討論のあり方に何を望むかについては、「国会において、他党も参加できる党首討論の運営を検討すべき(27.3%)」がもっとも多く、ついで「TVやネットでも独自に党首討論を行うべき(26.2%)」、「国会において、もっと自民VS民主の党首討論をひんぱんに行うべき(17.0%)」となりました。
男女別にみると、「国会において、他党も参加できる党首討論の運営を検討すべき」との回答の割合は、女性(34.3%)の方が男性(29.7%)より4.6ポイント多くなっています。
また、年代別で傾向に大きな違いは見られませんでした。
Q5. 北朝鮮は25日、2回目の核実験を行い、その後、日本海に向けて短距離ミサイルを発射するなどの行動をとっています。4月の弾道ミサイルの発射に続くこうした一連の動きについて不安を感じますか、感じませんか。
2回目の核実験や短距離ミサイルを発射するなど北朝鮮の一連の動きについて「強い不安を感じる」が43.3%、「ある程度の不安を感じる」が37.7%となり、不安と感じる割合が8割(81.0%)に達しました。「あまり不安は感じない」9.9%、「まったく不安は感じない」は4.8%、「そのニュースを知らない」は1.5%でした。
男女別では「不安を感じる」との回答の割合は、女性(81.9%)の方が男性(75.2%)より6.7ポイント多くなっており、傾向に違いが見られました。
年代別では、「強い不安を感じる(45.9%)」、「ある程度の不安を感じる(35.2%)」を合計した割合が最多だったのは30代(計81.1%)で8割を越えました。
Q6. 衆議院の解散・総選挙はいつ頃がよいと思いますか。
衆議院の解散・総選挙の時期については、「9月の任期満了時」の44.1%、ついで「直ちに解散・総選挙をすべき」の23.5%となりました。男女で傾向に大きな違いは見られませんでした。
年代別では「9月の任期満了時」とする回答の割合が30代(48.6%)と20代(44.5%)に多く、他の年代に比べ抜きん出ています。「直ちに解散すべき」とする回答の割合は、10代以下をのぞき、年代が上がるにつれ高くなる傾向が見られました。
Q7. 今、総選挙が行われたら、比例代表では、どの政党に投票しようと思いますか。(有権者でない方は、選挙権があるとしてお答えください。)
今、総選挙が行われたら比例代表で投票しようと思う政党については「自民党(37.5%)」が最も多く.ついで「民主党」の18.8%となりました。また、「決めていない」は31.4%でした。
男女別にみると、「自民党」との回答の割合は、男性(43.3%)の方が女性(32.6%)より10.7ポイント多く、また「決めていない」との回答の割合は、女性(41.4%)の方が男性(26.8%)より14.6ポイント多いなど、傾向に大きな違いが見られました。それ以外については男女で大きな傾向の違いは見られませんでした。
年代別でみると、「自民党」と回答した割合が最多(42.6%)だったのは20代でした。
一方、無党派層でみると、自民党が16.2%、民主党12.1%と接近しており、「総合」の結果とは大きく異なっています。
Q8. 今後どのような政権ができるのが望ましいと思いますか。
望ましい今後の政権の姿は「政界再編による新しい枠組み(40.6%)」がもっとも多く、ついで「自民党中心の政権(26.9%)」、「民主党中心の政権(10.9%)」、「自民党と民主党による大連立(10.0%)」となりました。
男女別にみると、「自民党中心の政権」との回答の割合は、男性(30.1%)の方が女性(22.6%)より7.5ポイント多く、傾向に違いが見られました。
年代別にみると、30代(41.2%)で「政界再編による新しい枠組み」との回答の割合が多くなっています。また「民主党中心の政権」については、10代以下をのぞき、年代が高くなるほど回答の占める割合が多くなる傾向が見られました。
Q9. 麻生首相と民主党鳩山代表では、どちらが首相にふさわしいと思いますか。
どちらが首相にふさわしいかでは「麻生首相」が45.9%、「鳩山代表」が13.0%となり、32.9ポイントの差となりました。
男女別にみると、「麻生首相」との回答の割合は、男性(51.9%)が5割に達し、女性(39.7%)より12.2ポイント多く、また「どちらもふさわしくない」との回答の割合は女性(47.3%)の方が男性(35.5%)より11.8ポイント多いなど、傾向に大きな違いが見られました。一方「鳩山代表」との回答は男女ともほぼ同じ割合となっています。
年代別でみると「麻生首相」と回答した割合が最多だったのは20代(51.5%)で、30代が50.3%と続き、5割を超えました。
また、「鳩山代表」については、10代以下をのぞき、年代が高くなるほど回答の占める割合が多くなる傾向が見られました。
無党派層でみると、「麻生首相」31.7%、「鳩山代表」8.4%、「どちらもふさわしくない」59.9%となり、「総合」の結果とは大きく異なっています。