Q1. あなたは、政治や選挙に関する情報では、どの媒体が一番信頼できると思いますか。
政治や選挙に関する情報で、どの媒体が一番信頼できると思うかについては、「インターネット」が39.3%と4割近くを占め、ついで「新聞」25.4%、「テレビ」16.0%となりました。
男女別にみると、「インターネット」との回答の割合は、「男性(39.8%)」の方が「女性(27.9%)」より11.9ポイント多く、また「新聞」との回答の割合は、「女性(31.0%)」の方が「男性(24.6%)」より6.4ポイント多いなど、傾向に違いが見られました。
年代別では、「インターネット」と回答した割合は「30代(47.4%)」がもっとも多く、他の年代に比べ抜きん出ています。一方「新聞」との回答の割合は、他の年代がいずれも25%以上となっているのに対して、「30代」は21.5%にとどまっています。また「テレビ」との回答の割合は「10代以下」が最も多く、他の年代がいずれも10%台であるのに対して23.8%となりました。
Q2. インターネットの情報の中で、今回の衆議院選挙にあたって参考にしたいと思うものはどれですか。(複数選択可)
インターネットの情報の中で今回の衆院選で参考にしたいとおもうサイトについては、「ニュースサイト(36.0%)」がもっとも多く、ついで「掲示板やSNS、ブログ等一般ユーザーからの情報(29.9%)」、「政党のウェブサイト(20.2%)」となりました。また「インターネットでは情報を集めない」は18.0%となりました。
男女別にみると、「インターネットでは情報を集めない」との回答の割合は、「女性(24.0%)」の方が「男性(16.5%)」より7.5ポイント多いなど傾向に違いが見られましたが、それ以外について大きな違いはみられませんでした。
年代別では、「動画共有サイト」と回答した割合は年代が低くなるにつれ、回答の割合が多くなる傾向がみられました。「掲示板やSNS、ブログ等一般ユーザーからの情報)」では「20代(30.7%)」、「30代(32.8%)」が抜きん出ています。
また、「インターネットでは情報を集めない」では、年代が低くなるにつれ、回答の割合が多くなる傾向がみられました。
Q3. あなたは、インターネット上の意見が、政策に反映されていると思いますか。
インターネット上の意見が、政策に反映されていると思うかについては、「あまり反映されていない(30.9%)」、「まったく反映されていない(20.8%)」と続き、「反映されていない」との層は5割を超えました。
これに対して「とても反映されている(2.9%)」、「ある程度反映されている(14.5%)」の「反映されている」との層は、17.4%にとどまりました。また「どちらともいえない」は20.8%となりました。
男女間、年代間ともに回答の傾向に大きな違いはありませんでした。
Q4. いま、どの政党を支持していますか。
いま、支持する政党では「支持政党なし」が41.9%ともっとも多く、7月14日に行った前回の調査(以下、前回比と記す)より、3.5ポイント増となりました。「自民党」が31.0%(前回比1.9ポイント減)、「民主党」は15.7%(前回比2.1ポイント減)となりました。「共産党」は4.0%(前月比0.4 ポイント減)、「公明党」1.9%(前月比0.1ポイント減)となり、ほぼ横ばいとなりました。
男女別にみると、「自民党」との回答の割合は、「男性(33.6%)」の方が「女性(26.2%)」より7.4ポイント多く、また「無党派層(支持政党なし)」との回答の割合は、「女性(51.3%%)」の方が「男性(40.1%)」より11.2ポイント多いなど、傾向に大きな違いが見られました。
年代別では、「自民党」と回答した割合は「20代(33.5%)」と「30代(33.4%)」で多くなりました。また、10代以下をのぞき年代が高くなるにつれ「民主党」との回答の割合が多くなる傾向にあり、50代以上で24.9%となりました。
また、年代が低くなるほど「無党派層(支持政党なし)」との回答の割合が多くなる傾向がみられ、20代で42.8%となっています。
Q5. 今回の衆議院選挙の投票の前に、政党のマニフェスト(政権公約)を確認しようと思いますか。(有権者でない方は、選挙権があるとしてお答えください)
今回の衆議院選挙の投票の前に政党のマニフェスト(政権公約)を確認しようと思うかについては、「ある程度見ようと思う(51.2%)」が5割を超え、ついで「詳細まで見ようと思う(19.0%)」となり、「見ようと思う(計70.2%)」との層は7割に達しました。一方、「あまり見ようと思わない(10.5%)」、「まったく見ようと思わない(7.5%)」との「見ようと思わない」層は、18.0%にとどまりました。また「どちらともいえない」は20.8%となりました。
男女間、年代間ともに回答の傾向に大きな違いはありませんでした。
Q6. 今回の衆議院選挙の小選挙区選挙において、候補者に投票するとき、テレビやネット、街頭演説等で得られる情報の中から、何を基準に投票しようと思いますか。有権者でない方は、選挙権があるとしてお答えください。(複数回答可)
今回の衆議院選挙の小選挙区選挙において、候補者に投票するとき、テレビやネット、街頭演説等で得られる情報の中から、何を基準に投票しようと思うかについては、「所属する政党のマニフェスト(37.6%)」がもっとも多く、ついで「候補者の訴え(36.9%)」、「候補者の実績(26.7%)」となりました。
男女間で傾向に大きな違いは見られませんでした。
年代別では、「30代(41.5%)」で「所属する政党のマニフェスト」との回答の割合が多くなりました。
「候補者の訴え」については、50代以上をのぞき、年代が低くなるほど回答の占める割合が多くなる傾向がみられました。
Q7. 今回の衆議院選挙の比例代表選挙において、政党に投票するとき、テレビやネット、街頭演説等で得られる情報の中から、何を基準に投票しようと思いますか。有権者でない方は、選挙権があるとしてお答えください。(複数回答可)
今回の衆議院選挙の比例代表選挙において、政党に投票するとき、テレビやネット、街頭演説等で得られる情報の中から、何を基準に投票しようと思うかについては、「所属する政党のマニフェスト(48.6%)」が5割近くを占め、ついで「政党の実績(30.9%)」、「所属する候補者の訴え(27.6%)」となりました。
男女間で傾向に大きな違いは見られませんでした。
年代別では、「政党のイメージ(政党カラー、党首の印象など)」については、年代が低くなるほど回答の占める割合が多くなる傾向がみられました。
Q8. 家族や知人と政治や選挙について話すことがありますか。
家族や知人と政治や選挙について話すことがあるかについては、「ときどき話す(43.2%)」、「よく話す(11.7%)」の「話す」とする層が54.9%に達し、「ほとんど話さない(20.3%)」、「まったく話さない(13.9%)」の「話さない(34.2%)」層を上回りました。
男女間、年代間ともに回答の傾向に大きな違いはありませんでした。
Q9. ニコニコ動画で政治に関するコンテンツを見た事がありますか。
ニコニコ動画で政治に関するコンテンツを見た事があるかについては、「見たことがない」56.2%、「見たことがある」43.8%となりました。
「見たことがない」との回答の割合は、「女性(65.2%)」の方が「男性(53.0%)」より12.0ポイント多いなど、傾向に大きな違いが見られました。年代間の回答の傾向には大きな違いはありませんでした。
Q10. "Q9"で「ある」と答えた人にお聞きします。ニコニコ動画のコンテンツで、総選挙にあたって参考になると思う物は何ですか?有権者でない方は、選挙権があるとしてお答えください。(複数回答可)
ニコニコ動画のコンテンツで、総選挙にあたって参考になると思うものについては、「ユーザー投稿の政治系動画(54.2%)」がもっとも多く5割を超え、ついで「政治に関する生放送(38.1%)」、「政党の公式チャンネル(26.1%)」となりました。
男女間の回答の傾向に大きな違いはありませんでした。
年代別では、「ユーザー投稿の政治系動画」については「20代(55.0%)」、「30代(52.6%)」の回答の割合が多く、「政治に関する生放送」では「50代以上(44.1%)」の回答の割合が多くなりました。
Q11. "Q9"で「ある」と答えた人にお聞きします。ニコニコ動画の政治に関するコンテンツを見て政党や政治家に対する印象は変わりましたか。
ニコニコ動画の政治に関するコンテンツを見て政党や政治家に対する印象は変わったかについては、「やや印象が変わった(31.2%)」がもっとも多く、これにつぐ「かなり印象が変わった(24.9%)」とあわせて「変わった」との層(56.1%)は6割近くに達しました。「あまり印象は変わらない(15.0%)」、「まったく印象は変わらない(6.5%)」との「変わらない」との層は21.5%で、「どちらともいえない」22.4%となっています。
男女間、年代間ともに回答の傾向に大きな違いはありませんでした。