Q1. 民主党の鳩山由紀夫代表が16日、第93代首相に就任し、鳩山内閣が発足しました。鳩山内閣を支持しますか。
16日発足した鳩山内閣を支持するかについては「どちらともいえない」との回答が最も多く38.6%となり、ついで「支持しない(36.1%)」、「支持する(25.3%)」となり、割れました。
支持政党別では「民主党支持層」の75.6%が鳩山内閣を支持、「どちらともいえない」22.6%、「支持しない」はわずか1.8%となりました。
「支持政党なし」の無党派層でみると、「どちらともいえない」55.3%がもっとも多く5割を超え、ついで「支持しない」33.2%、「支持する」11.5%となりました。
また、Q5との重ねあわせで見ると、政治に関する情報を「新聞報道」からもっとも多く入手する層では、36.7%が鳩山内閣を支持(不支持24.9%)、「TV報道」からもっとも多く入手する層では、38.0%が鳩山内閣を支持(不支持14.4%)しており、いずれも「支持」が「不支持」を上回りました。
一方、「インターネット」からもっとも多く入手する層では、鳩山内閣を「支持しない(55.9%)」が「支持する(14.2%)」を大きく上回る結果となっています。
男女別にみると、「どちらともいえない」との回答の割合は、「女性(42.7%)」の方が「男性(34.6%)」より8.1ポイント多いなど傾向に違いが見られました。
年代別では、「支持する」との回答の割合は、「40 代(31.6%)」と「50 代以上(31.6%)」で多く、他の年代に比べ抜きん出ています。
Q2. いま、どの政党を支持していますか。
いま、支持する政党では、「自民党」がもっとも多く31.0%(7 月24 日に行った前回の調査と同じ。以下、前回比と記す)、ついで「支持政党なし」の30.9%(前回比11.0ポイント減)となりました。「民主党」は23.4%となり前回より7.7ポイント増え、大幅増となりました。
「共産党」は4.3%(前回比0.3 ポイント増)、「公明党」2.2%(前月比0.3 ポイント増)、先の衆院選で5議席を獲得した「みんなの党」は3.1%となっています。
男女別にみると、「支持政党なし(無党派層)」との回答の割合は、「女性(33.8%)」の方が「男性(28.0%)」より5.8ポイント多いなど傾向にやや違いが見られましたが、これ以外で大きな違いはみられませんでした。
年代別では、「民主党」を支持する層の割合は「40 代(29.6%)」、「50 代以上(27.9%)」で、一方の「自民党」は「20 代(34.0%)」、「30 代以上(32.1%)」で多いなど、他の年代に比べ抜きん出る結果となりました。
Q3. 鳩山内閣は、民主党、社民党、国民新党3党の連立政権となっています。この連立について賛成ですか、反対ですか。
民主党、社民党、国民新党の連立政権については、「反対」が44.5%ともっと多く、「賛成」15.0%を大きく上回りました。「どちらともいえない」は40.5%でした。
「民主党支持層」でみても「賛成」は34.5%にとどまり、「どちらともいえない」がもっとも多い47.7%、「反対」は17.8%となりました。
「無党派層」では、「どちらともいえない」45.9%、「反対」44.2%となり、「賛成」はわずか9.8%にとどまりました。
男女別にみると、「反対」との回答の割合は、「男性(50.8%)」の方が「女性(38.1%)」より12.7ポイント多く、「どちらともいえない」との回答の割合は、「女性(47.0%)」の方が「男性(34.0%)」より13.0ポイント多いなど、傾向に大きな違いが見られました。
年代別では、「反対」との回答の割合は「30 代(47.2%)」と「40 代(45.2%)」で多く、「どちらともいえない」との回答の割合は「20代(43.6%)」で多いなど、いずれも他の年代に比べ抜きん出ています。
Q4. 鳩山首相は予算等の骨格を決める「国家戦略室」や、行政の無駄遣い等をなくすための 「行政刷新会議」等を設置する方針を掲げています。この取り組みを評価しますか、評価しませんか。
鳩山首相の「国家戦略室」や「行政刷新会議」等に関する取り組みについては、「評価する」が43.6%となり、「評価しない」の22.6%を大きく上回りました。「どちらともいえない」は33.7%でした。
支持政党別では「民主党支持層」の76.9%が「評価する」、「どちらともいえない」20.8%と続き、「支持しない」はわずか2.4%となりました。
「支持政党なし」の無党派層でみても、41.0%が「評価する」、ついで「どちらともいえない」40.0%、「支持しない」が19.0%となりました。
男女で大きな違いは見られませんでした。
年代別では、「評価する」との回答の割合は「40 代(47.3%)」と「30 代(44.3%)」で多く、他の年代に比べ抜きん出ています。
Q5. 政治に関する情報は、どの媒体から、もっとも多く入手しますか。
政治に関する情報をどの媒体からもっとも多く入手するかについては、「インターネット」が45.3%ともっとも多く、ついで「TV報道」36.8%、「新聞報道」12.1%となりました。
また、支持政党別で見ると、「民主党支持層」がもっとも政治に関する情報を入手する媒体は「TV報道」55.9%、「インターネット」23.8%、「新聞報道」17.1%となっています。
一方「自民党支持層」では、「インターネット」が67.2%ともっとも多く、ついで「TV報道」20.3%、「新聞報道」9.4%となり、民主党支持層との違いがみられました。
「無党派層」では、「インターネット」が46.1%でもっと多く、ついで「TV報道」の36.8%、「新聞報道」11.4%となりました。
男女別では、「インターネット」との回答の割合は、「男性(50.5%)」の方が「女性(39.9%)」より10.6ポイント多く、「TV報道」との回答の割合は、「女性(43.2%)」の方が「男性(30.7%)」より12.5ポイント多いなど、傾向に大きな違いが見られました。
年代別では、「インターネット」との回答の割合は「30 代(50.5%)」で5割を超え、他の年代に比べ抜きん出ています。