Q1. あなたは今回の衆議院選挙にあたって、政治や選挙に関する情報では、どの媒体が一番信頼できると思いましたか。
政治や選挙に関する情報で、どの媒体が一番信頼できると思ったかについては、「インターネット」が46.2%と、7月24日に行った前回の調査(以下、前回比と記す)より、6.9 ポイント増となりました。ついで「新聞」20.1%(前回比5.3ポイント減)、「テレビ」16.6%(前回比0.6ポイント増)となりました。
男女別にみると、「インターネット」との回答の割合は、「男性(50.0%)」の方が「女性(42.2%)」より7.8ポイント多く、また「新聞」との回答の割合は、「女性(21.7%)」の方が「男性(18.4%)」より3.3 ポイント多いなど、傾向に違いが見られました。
年代別では、「インターネット」と回答した割合は「30 代(52.0%)」がもっとも多く、他の年代に比べ抜きん出ています。一方「新聞」との回答の割合は、他の年代がいずれも20%以上となっているのに対して、「30 代」は17.4%にとどまっています。
Q2. インターネットの情報の中で、今回の衆議院選挙にあたって参考にしたのはどれですか。(複数選択可)
今回の衆議院選挙で参考にしたサイトについては、「ニュースサイト」35.1%(前回比0.9ポイント減)がもっとも多く、ついで「掲示板やSNS、ブログ等一般ユーザーからの情報」28.0%(前回比1.9ポイント減)、「インターネットでは情報を集めなかった」24.0%(前回比6.0ポイント増)となりました。
男女別にみると、「インターネットでは情報を集めなかった」との回答の割合は、「女性(28.4%)」の方が「男性(19.7%)」より8.7 ポイント多いなど、傾向に違いが見られました。
年代別でみると「掲示板やSNS、ブログ等一般ユーザーからの情報」との回答は「30 代(31.7%)」、「20 代(27.9%)」が抜きん出ています。
※前回(7月24日)の調査では、「インターネットの情報の中で、今回の衆議院選挙にあたって参考にしたいと思うものはどれですか。(複数選択可)」という質問でした。
Q3. あなたは、インターネット上の意見が選挙結果に反映されていると思いますか。
インターネット上の意見が、選挙結果に反映されていると思うかについては、「あまり反映されていないと思う(25.5%)」、「まったく反映されていないと思う(14.6%)」の「反映されていない」とする層が40.1%となり、「ある程度反映されていると思う(24.0%)」、「とても反映されていると思う(4.9%)」の「反映されている」層28.9%を上回りました。
男女間、年代間ともに回答の傾向に大きな違いはありませんでした。
Q4. あなたはインターネット上の情報を参考にした結果、支持する政党が変わりましたか?(無党派で、支持政党ができた場合は「変わった」とお答えください)
インターネット上の情報を参考にした結果、支持政党が変わったかについては、「変わっていない」74.4%が、「変わった」25.6%を大きく上回りました。
男女別でも同様の傾向がみられました。
年代別では、「変わった」と回答した割合は、年代が低くなるにつれ、回答の割合が多くなる傾向がみられました。
Q5. あなたは今回の衆議院選挙にあたって、事前にマニフェストをどの程度見ましたか。
今回の衆議院選挙にあたって、政党のマニフェスト(政権公約)を確認したかについては、「ある程度見た(45.0%)」がもっとも多く、「詳細まで見た(9.5%)」とあわせて「見た」との層は54.5%と(前回比15.7 ポイント減)なりました。「あまり見ていない(21.5%)」、「まったく見ていない(15.2%)」との「見ていない」層は36.7%(前回比18.7ポイント増)で、「どちらともいえない」8.8%(前回比0.7ポイント増)となっています。
男女間、年代間ともに回答の傾向に大きな違いはありませんでした。
※前回(7月24日)の調査では、「今回の衆議院選挙の投票の前に、政党のマニフェスト(政権公約)を確認しようと思いますか。(有権者でない方は、選挙権があるとしてお答えください)」という質問でした。
Q6. 今回の衆議院選挙の小選挙区選挙において、候補者に投票するとき、何を基準に投票しましたか。(複数回答可)
小選挙区選挙において投票するとき、何を基準に投票したかについては、「所属する政党のマニフェスト」31.1%(前回比6.5ポイント減)がもっとも多く、ついで「所属する政党のイメージ(政党カラー、党首の印象など)」25.9%(前回比3.4ポイント増)、「所属する政党の実績」24.6%(前回比2.1ポイント増)となりました。
男女別にみると、「所属する政党の実績」との回答の割合は、男性(27.9%)の方が女性(21.3%)より6.6ポイント多く、傾向に違いが見られました。
年代別で大きな違いはありませんでした。
※前回(7月24日)の調査では、「今回の衆議院選挙の小選挙区選挙において、候補者に投票するとき、テレビやネット、街頭演説等で得られる情報の中から、何を基準に投票しようと思いますか。有権者でない方は、選挙権があるとしてお答えください。(複数回答可)」という質問でした。
Q7. 今回の衆議院選挙の比例代表選挙において、政党に投票するとき、何を基準に投票しましたか。(複数回答可)
比例代表選挙において投票するとき、何を基準に投票したかについては、「政党のマニフェスト」37.0%(前回比11.6ポイント減)がもっとも多く、ついで「政党の実績」28.2%(前回比2.7ポイント減)、「政党のイメージ(政党カラー、党首の印象など)」26.7%(前回比1.3ポイント増)となりました。
男女別にみると、「政党の実績」との回答の割合は、男性(31.8%)の方が女性(24.5%)より7.3ポイント多く、傾向に違いが見られました。
年代別では、「政党の実績」と回答した割合は「30 代(30.8%)」と「50代以上(30.4%)」が多く、他の年代に比べやや抜きん出ています。
※前回(7月24日)の調査では、「今回の衆議院選挙の比例代表選挙において、政党に投票するとき、テレビやネット、街頭演説等で得られる情報の中から、何を基準に投票しようと思いますか。有権者でない方は、選挙権があるとしてお答えください。(複数回答可)」という質問でした。
Q8. 今回の衆議院選挙にあたって、家族や知人と政治や選挙について話しましたか。
家族や知人と政治や選挙について話したかについては、「ときどき話した(43.9%)」がもっとも多く、「よく話した(20.0%)」とあわせて「話した」との層(63.9%)は6割を超えました。「ほとんど話さなかった(14.3%)」、「まったく話さなかった(13.8%)」との「話さなかった」層は28.1%で、「どちらともいえない」8.0%となっています。
男女別にみると、「話した」(ときどき話した、よく話した)との回答の割合は、女性(68.2%)の方が男性(59.8%)より8.4ポイント多く、「話さなかった」(ほとんど話さなかった、まったく話さなかった)との回答の割合は、男性(32.0%)の方が女性(24.0%)より8.0ポイント多いなど、傾向に違いが見られました。
年代別で大きな違いはありませんでした。
Q9. あなたは選挙に際してニコニコ動画の政治に関するコンテンツを見ましたか。
選挙に際してニコニコ動画で政治に関するコンテンツを見たかについては、「見なかった」68.8%、「見た」31.2%となりました。
「見なかった」との回答の割合は、「女性(72.5%)」の方が「男性(65.2%)」より7.3ポイント多いなど、傾向に違いが見られました。
年代別で大きな違いはありませんでした。
Q10. "Q9"で「見た」と答えた人にお聞きします。ニコニコ動画のコンテンツで、衆議院選挙にあたって参考になると思ったものは何ですか。(複数回答可)
ニコニコ動画のコンテンツで、総選挙にあたって参考になると思うものについては、「ユーザー投稿の政治系動画」54.5%(前回比0.3ポイント増)がもっとも多く5割を超え、ついで「政治に関する生放送」49.0%(前回比10.9ポイント増)、「政党の公式チャンネル」30.4%(前回比4.3ポイント増)となりました。
男女別に見ると、「ユーザー投稿の政治系動画」との回答の割合は、「女性(57.9%)」の方が「男性(51.2%)」より6.7ポイント多いなど、傾向に違いが見られました。
年代別にみると、「20代(58.8%)」と「30代(55.4%)」で「ユーザー投稿の政治系動画」との回答の割合が多くなりました。
Q11. "Q9"で「見た」と答えた人にお聞きします。ニコニコ動画の政治に関するコンテンツを見て政党や政治家に対する印象は変わりましたか。
ニコニコ動画の政治に関するコンテンツを見て政党や政治家に対する印象は変わったかについては、「やや印象が変わった(30.6%)」がもっとも多く、これにつぐ「かなり印象が変わった(29.3%)」とあわせて「変わった」との層(59.9%)は6割近く(前回比3.8ポイント増)に達しました。「あまり印象は変わっていない(13.7%)」、「まったく印象は変わっていない(6.3%)」との「変わっていない」との層は20.0%(前回比1.5ポイント減)で、「どちらともいえない」20.0%となっています。
男女別にみると、「変わった」(やや印象が変わった、かなり印象が変わった)との回答の割合は、女性(62.6%)の方が男性(57.3%)より5.3ポイント多く、「変わっていない」(あまり印象は変わっていない、まったく印象は変わっていない)との回答の割合は、男性(22.2%)の方が女性(17.8%)より4.4ポイント多いなど、傾向に違いが見られました。
年代別では、「変わった」(やや印象が変わった、かなり印象が変わった)と回答した割合は「20 代(67.0%)」でもっとも多く、他の年代に比べやや抜きん出ています。